会社の規模や募集内容により、「ダイレクト・リクルーティング」の手法を使ったアプローチの仕方は異なりますが、3社はそれぞれ求める人材を獲得できました。採用活動を行う前には、これらの事例を参考に数値シミュレーションし、効率的な採用活動を行うことをおすすめします。

 しかし、突然これまでの手法を変えて、新しい採用手法にチャレンジすることにハードルの高さを感じる方もいらっしゃると思います。そこで、以下の取り組みもおすすめです。

1 人が集まる場には、とにかく参加する

 異業種交流会や同窓会、仲間内で開かれるパーティー、外部のセミナー、勉強会、イベントなど、人が集まる場に積極的に顔を出して新しい人脈をつくります。出会った人とはSNS等でつながっておくと、さらなる人と人とのつながりから優秀な人材との接点を持ちやすくなります。

2 社員による勉強会やイベントを開催する

 エンジニアによる勉強会やハッカソン、マーケターによるセミナー、社長が語る創業秘話、営業マネージャー同士の対談など、自社の社員を講師としたセミナーや勉強会、イベントを開催します。開催するイベントによって出会える人のタイプも変わりますが、いずれにしても、スキルを磨きたい人やビジネスパーソンとして成長したい人など、働くことに対する意識の高い人と出会う可能性が高まります。

 また、勉強会の講師やイベントの主催者は、突出したスキルを持つ社員や、先端のノウハウを持つ社員が務めるのはもちろんですが、来てもらいたいターゲット次第では、入社したての新卒社員や若手社員にお願いするのもよいでしょう。柔軟な発想で勉強会やイベントを開催してみてください。

3 社内の取り組みは、外の世界に拡散する

 イベントや勉強会、部活動、プレスリリースなどは積極的にFacebookなどのSNSを活用して拡散します。その際、企業アカウントからではなく、社員それぞれの個人アカウントから情報を発信することがポイントです。“企業広告”だと思われにくく、多くの人が閲覧し、純粋に「面白そうな会社」だと認知してくれるでしょう。社員の友人に興味を持ってもらえたら、コスト0円での採用が実現に近づきます。

 母集団形成について、ご説明してきましたが、母集団を増やす方法を難しく考える必要はありません。少しの手間と、発想の転換により、一度接点をもった人を「将来仲間になるかもしれない候補者」として捉えるのです。たとえその人自身が仲間にならなかったとしても、仲間になる人を連れてきてくれる可能性にもつながります。試行錯誤することで自社に合ったやり方を見つけ、優秀な人材を採用できる土壌をつくってはいかがでしょう。

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