働き方改革同様にダイバーシティ推進もはやりましたが、目的を見失い、迷走している企業を多く見てきました。働き方改革がその二の舞にならぬよう、企業と社員の双方にとってwin-winを実現できる設計が必要です。

 まずは“働き方”の許容度を増やすことで、企業と社員のメリット・デメリットを議論し、長時間労働是正にとどまらない、各企業に合った働き方改革を実施すべきではないでしょうか。

働き方に合わせて、コミュニケーションスタイルや評価も変えるべき

 性善説に立ったマネジメント。これができなければ働き方の多様化は成功しません。

 評価は業務監視をしない前提で下さなければなりませんし、フィードバックの機会が減少しては自己成長を感じなくなるため、コミュニケーションスタイルを変えツールを導入することも必要になってきます。評価手法や文化をも見直すとなると、かなり大がかりになります。しかし、これを避けて通るとうわべだけの、中身のない働き方改革となり、そのツケを将来負担しなければなりません。

 経営者にとっては、企業における本質的な改革を推し進めるチャンスであり、真剣に考えるべき課題だと思います。

佐原 資寛(さはら もとひろ) EDGE株式会社 代表取締役社長 チーフエヴァンジェリスト
佐原 資寛

2008年横浜国立大学工学部在学中より、社内SNS「エアリー」事業へ参画し、エアリーダイバーシティの立ち上げに従事。その後、パートナー担当マネージャーを経て2014年より事業部長を務める。国内最大のテーマパークをはじめ、社内SNSを活用した従業員満足度向上をコンサルティング。新卒採用、新人育成、研修フォロー、従業員満足度向上、離職率低減、女性活躍推進など、各人事課題に対するソリューションとしての社内SNSの支援実績は累計100社を超える。2017年4月よりEDGE株式会社にて代表取締役社長を務める。

●EDGE株式会社 オフィシャルサイト
http://www.edge-inc.co.jp/
●女性活躍推進のためのSNS「エアリーダイバーシティ」
https://diversity.airy.net/
●従業員満足度が劇的に向上する社内SNS「エアリー」
https://airy.net/
●内定者フォロー・新入社員研修SNS「エアリーフレッシャーズ」
https://fresher.jp/

※筆者の会社名および役職は執筆当時のものです。