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リポート

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「京都スマートシティエキスポ2017」リポート

安心して暮らせるスマート社会に向け、AIの活用法を考える

長尾真氏×広井良典氏 AIと都市の未来を語る

柏崎 吉一=エクリュ【2017.11.1】

けいはんな学研都市をフィールドにした人工知能(以下、AI)技術の実証的な研究に取り組む公益財団法人国際高等研究所所長の長尾真氏と、AIを活用した持続可能な日本の未来に向けた政策提言などを行う京都大学こころの未来研究センター教授の広井良典氏の2人が、「AIとスマート社会」について議論をたたかわせた。「京都スマートシティエキスポ2017」で9月28日に行われたパネルセッション(会場:国際高等研究所)である。コーディネーターは、日経BP総研所長の望月洋介が務めた。

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■登壇者(写真左から):公益財団法人 国際高等研究所所長 長尾真氏、京都大学 こころの未来研究センター 教授 広井良典氏、日経BP総研所長 望月洋介(コーディネーター)
(写真:大亀 京助)

  そもそもタイトルに掲げられた“スマートな社会”とは、どのようなものなのか。セッションではまず、コーディネーターの望月が両氏にイメージを尋ねた。 

  長尾氏は次のように答えた。

  「スマート社会を構成するコンポーネントは様々だが、目指すのは人間的な生活を送ることができる社会の実現だ。例えば、屋外では自動運転による移動の利便性向上により、これまで移動手段がなくて不便を感じていた人が活動の幅を広げられるようになる。ビジネス分野では、農業や工場、事務、医療など幅広い業務における省力化が可能になる。さらに、ITやVR(Virtual Reality)の活用によって遠隔地間での会議や在宅での勤務、自宅学習、家事の自動化がもたらされるだろう。豊かな家庭生活の復活も可能だと考えている」

  同じ問いに広井氏は、中心部からの自動車排除と「歩いて楽しめる街」をつくりあげたドイツの都市エアランゲン(人口約10万人)を例に挙げながら見解を述べた。

  「インダストリー2.0を標榜するドイツに行くと、道路も車だけではなく歩行者を含めた空間としてデザインされている。これがスマートシティの一つのイメージだと思う。それに比べると日本の議論では、極端にハイテク化されたイメージが先行しがちだと感じる。スマートシティを考える上では、そこで暮らす人々の人間性にいかに貢献できるか、という論点をないがしろにしてはいけない」

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