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仙台・広瀬川で初の納涼床 水辺エリアの魅力を地元NPOが発信

小林直子=ライター【2017.7.26】

「伊達な川床」イベントの様子。奥に見えるのがアーチ橋「大橋」。親柱、灯篭、高欄に装飾を凝らしていて風情がある(写真:小林直子)
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 宮城県仙台市中心部を貫流する広瀬川の河川敷に7月7日から9日、「伊達な川床」と銘打った納涼床(川床)が期間限定で登場した。広瀬川での川床の設置・運営は、今回が初の事例だ。

 「伊達な川床」はNPO法人の都市デザインワークス(仙台市)が、同法人の創立15周年記念事業として企画。伊達政宗公生誕450年記念と仙台七夕まつりのプレイベントとして開催した(共催は「仙台七夕まつり協賛会」)。期間中は子どもから大人まで約1000人が来場し、フードやドリンクを楽しみながら生誕450年を迎えた伊達政宗公と街の歴史を感じられる水辺空間で時を過ごした。

 川床が設営された場所は、青葉通り(仙台駅西口と仙台城跡との間をつなぐ道路の一部)から仙台城跡へ向かう道路が広瀬川を渡るアーチ橋「大橋」の下流約100mの左岸。高さ1mほどの足場を組み、その上に広さ20畳分(約33m2)の木製の板を張った川床を建設した。スペースの半分ほどが川へせり出した床の上に白いテーブル(各4席)と青いパラソルの8セットと白のスタンディングテーブル2つを置いた。

 川床周辺の河川敷を含む会場全体の空間演出は、広告の企画・提案・制作をメーン事業とするコメント(仙台市)が手掛けた。川岸には赤、緑、青の3つのテントを置き、調理場を備えた店舗でイタリア料理のフードやアルコールを含む各種ドリンクを販売した。

 主催者である都市デザインワークスの事務局長で理事の佐藤芳治氏は、「納涼床を設置するのは、広瀬川の瀬音を聞きながら対岸の丘上に建つ仙台城跡を眺めることができ、街中からのアクセスも良いこの場所しかないと思っていた。仙台の良さを感じることができるベストな場所」と話す。

 広瀬川は奥羽山脈の関山峠付近を源流とし、名取川と合流するまで約45kmにわたり、仙台市の中心部を流れる一級河川。多くの都市内河川は、その下流域に市街地が開けているのに対し、広瀬川は中流域の段丘面に市街地を有する。市内で蛇行を繰り返す形状や崖が多いことから景観は野趣にあふれ、大都市ではなかなか見られない森や滝があることで知られる。

納涼床スペース(写真:小林直子)
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大橋からみたイベント会場。引き馬の姿も(写真:小林直子)
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フード・ドリンク販売ブース(写真:小林直子)
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フード・ドリンク販売ブース(写真:小林直子)
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企画プロディーサーを担ったNPO法人都市デザインワークスの佐藤芳治理事。今回の納涼床設置について「広瀬川の魅力を多くの方に体験していただくための初めての小さな試み」と語る(写真:小林直子)
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企画・運営
  • 日経BP総研


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