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地域課題の解決を目指す50の取り組みが競演

「CIVIC TECH FORUM 2018」リポート

柏崎 吉一=エクリュ【2018.7.4】

第4回目となる「CIVIC TECH FORUM」が2018年6月2日、東京都内で開催された。スマートフォンやオープンデータを活用して地域の社会課題の解決に取り組んでいる市民や自治体職員、約230人が全国から集い、計50のプレゼンテーションセッションを通して、それぞれの活動で得た知見を共有し意見を交わした。

 シビックテックとは、市民が行政機関や企業と連携して、テクノロジーを基盤に社会課題の解決を目指す取り組みである。CIVIC TECH FORUMは「公共とITの新しい関係」というテーマを掲げて2015年にスタート。4回目となる今回は「集え、全国のシビックテックプレイヤー!」をテーマに掲げた。

会場となったグーグルの日本法人本社オフィス(東京都港区)には参加者約230人が詰めかけた(写真:この記事すべて柏崎 吉一)

 FORUM運営委員を務めるコード・フォー・カナザワ(Code for Kanazawa)代表の福島健一郎氏は、テーマに込めた狙いを次のように説明する。

 「第1回FORUMの開催以降、全国に多くのシビックテックのコミュニティが生まれた。全国的には取り上げられていないものの素晴らしい活動も数多い。こうした全国各地の活動こそがシビックテックの根幹である。活動を続けていくには、各地の活動の積み上げと実践者のネットワーキングが重要になる。そこで、著名な取り組みの主導者を招いて話を聞くこれまでのスタイルを変えて、規模の大小や有名無名を問わず、全国で活動するシビックテック・プレーヤー(実践者)に自主的に集まってもらった。それぞれが短い講演を通じて、活動内容の共有とネットワーキングの強化を行うイベントを目指した」(福島氏)。

CIVIC TECH FORUM2018運営委員でコード・フォー・カナザワ代表の福島健一郎氏

 会場は2つに分け、同時進行で計50ものセッションを展開した。登壇者は10分間のライトニングトーク(短時間プレゼンテーション)を実施。テーマは、子育て、障害、教育、防災、交通など多岐にわたる。

 今回の登壇者は、自薦のみで、他薦はなかった。FORUM運営委員で、市民参加型のコミュニティであるオープン川崎/Code for Kawasakiのメンバーである小俣博司氏は、「意欲のある当事者を招く意図があった。ただ、募集段階では、どれだけのプレーヤーが登壇者として手を挙げてくれるか読めなかった。しかし募集を始めると、予想を超える勢いで50人の講演枠が埋まった」と、今回の新しい試みに手応えを感じていた。

 このリポートでは、4つのセッションをピックアップして紹介する。

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