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事例研究

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規則で縛らない「図書館」に人が集まる――大和市の複合施設「シリウス」

オープン5カ月弱で100万人、“市民の居場所”目指す

茂木 俊輔=ライター【2017.4.26】

 一方、市は再開発ビル内に整備する公益施設の内容を検討し、12年2月に「大和駅東側第4地区公益施設基本計画」をまとめ、芸術文化ホールのほか、生涯学習センター、図書館、子育て支援施設の3施設も盛り込む考え方を打ち出した。柴田氏は「文化施設の充実が課題になっていたことから、駅から離れた場所に立地していた生涯学習センターや図書館をここに移転させ、子育て支援施設を新設することで、駅周辺に新たな文化創造の拠点を創出し、集客性や利便性の向上と質の高いサービスの提供を目指した」と話す。

再開発ビル「YAMATO文化森」に入っている施設の詳細。赤枠内が「シリウス」の施設(資料:大和市)
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 基本計画ではこれら4施設の考え方のほか、公益施設全体としての考え方を整理し、施設間の事業連携や機能・ノウハウ融合の可能性を訴えた。公益施設の複合化による相乗効果を狙ったものだ。例えば、芸術文化ホールと図書館の間では図書展示コーナーの事業とホールでの催しとの連携が、芸術文化ホールと子育て支援施設の間では一時預かり事業を活用した文化芸術事業の実施が、それぞれ想定されていた。

1階メインホールのホワイエ(写真:茂木俊輔)
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1階サブホールの出入り口。エントランスホールと直結している(写真:茂木俊輔)
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 こうした「連携」や「融合」を求める考え方は、公益施設全体を指定管理者による一体管理・運営という運営形態を選んだ理由の1つにもなっている。

企画・運営
  • 日経BP総研


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