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富岡製糸場近くの歴史的倉庫群の活用アイデアを募集、富岡市

山田 雅子=ライター【2018.1.4】

富岡倉庫の概観(写真:富岡市)
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富岡倉庫の位置と配置(資料:富岡市)
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富岡倉庫周辺整備の概要(資料:富岡市)
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 群馬県富岡市は、明治から大正にかけて建設された歴史的な倉庫群、富岡倉庫の利活用方法について、対話形式で民間事業者から意見を求めるサウンディング型の市場調査を実施する。市は、富岡倉庫と世界遺産の富岡製糸場の2つの拠点をつなぐ街づくりを進める方針で、市全体の経済の活性化につながるような利活用案を策定したい考えだ。

 調査は2018年2月19日から28日の間に実施する。参加希望者は、同年1月29日から2月2日の期間にエントリーシートを提出する。調査に先立ち1月22日に説明会と現地見学会を開催する(説明会・見学会の申し込み締め切りは1月12日まで)。

 富岡倉庫は、上信電鉄上信線の上州富岡駅と市役所の間にある。駅からは徒歩約1分、富岡製糸場までは徒歩約10分の場所だ。れんが造りの1号倉庫、大谷石造りの2号倉庫、土蔵造りの3号倉庫の3棟と、木造の乾燥場の4つの建物が、コの字型に配置されている倉庫群だ。2016年まで、民間会社の富岡倉庫が倉庫として営業していきたが、同年10月に富岡市に譲渡された。なお、土地は民間の所有者のもので、市が賃借している。

 市は、富岡倉庫と市役所周辺を新たな交流拠点として整備する。倉庫群は耐震改修工事を施したうえで、カフェやレストラン、市場などの収益施設と、製糸工場の代表的な設備である自動繰糸機などを置いた展示エリアを設ける。2号倉庫と乾燥場の一部が収益施設となる見通しだ。1号倉庫には、群馬県が、世界遺産の「富岡製糸場と絹産業遺産群」を解説する施設である「世界遺産センター(仮称)」を設置することが決まっている。これらの施設を整備することで、駅から、コの字型に並ぶ倉庫群の間の中庭を通り、市庁舎へと続く動線を作る計画だ。

 官民連携の形としては、民間事業者は、市から建物を賃借して収益施設のエリアの事業を行うとともに、施設全体の管理運営を担うことを想定。建物の躯体にかかる耐震改修や内装工事などは市が行い、民間事業者は運営する施設の内部を整備する。

 これらの条件を踏まえ、今回の調査では、富岡倉庫の特性に配慮しながら、地域貢献につながる収益施設の運営に関するアイデアを求める。具体的には、収益施設の内容と収益性、将来見通しといった事業アイデアと、富岡倉庫内の広場や地域を活性化させる取り組みなどのソフト面のアイデアだ。ソフト面のアイデアの例として、市は、地域活性化や賑わいの創出、子育て・教育・文化といった面で地域に貢献するアイデア、地域住民のニーズや地域課題への対応策、および観光振興や産業振興に貢献するアイデアなどを挙げている。

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