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歩数などに応じて市民にプリカ提供、甲府市が健康ポイント

2018年年度から実証導入予定、補正予算案を議会に提出

黒田 隆明【2017.12.13】

 甲府市は2018年5月から約2年間、市民500人を対象に甲府市健康ポイント事業の実証事業を行う計画だ。活動量計またはスマートフォンで計測された歩数などに応じてポイントを付与し、蓄積したポイント数に応じて「全国共通のプリペイドカード」と交換するというもの。甲府市の樋口雄一市長が11月27日の記者会見で事業案の概要を明らかにした。

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甲府市健康ポイント事業(案)の実施イメージ(資料:甲府市)

 ポイント付与は、「活動量計またはスマートフォンで計測された歩数」「体組成計で計測された、肥満を表す指標として国際的に用いられている体格の指数であるBMI値」「体組成計による体脂肪率と筋肉量により判定する体型」「『食』に係る健康セミナー等への参加状況」の4つの項目について、同市独自の健康ポイント基準に基づいて行う。市民はコンビニエンスストアや市の公共施設に設置されたリーダー/ライターから計測した健康データを送信する。自身の健康データは、市が構築した情報ポータルを通じて確認できるようにする。活動に応じたポイント付与のほか、半期ごとに上位5人に農産物直売所買物券(1000円)を贈るなど、インセンティブ維持の仕組みも取り入れる。

 事業実施のために提案した補正予算額は約2448万円(限度額・2018-19年度)。国からの補助金はなく、市の単独事業だ。市では予算案の議会承認後、プロポーザルによる運営事業者選定を行い、今年度内に参加する市民募集を行いたい考えだ。樋口市長は「運動への無関心層の取り込みや、年齢や性別に応じた一定数の歩数を維持することのほか、BMIや筋肉量の改善などによって、『健康寿命』を延ばし、その結果として医療費の抑制にもつなげていきたい」と語っている。

この記事のURL http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/tk/PPP/news/121000550/