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今川PA隣接地に賑わいの拠点、行橋市が意見募集

山田 雅子=ライター【2017.11.14】

今川PAの現状(資料:行橋市)
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導入を期待する機能、施設、サービス(資料:行橋市)
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 福岡県行橋市は、東九州自動車道の今川パーキングエリア(以下、今川PA)の隣接地に、道の駅や都市公園などの賑わいの拠点を整備することを検討している。ついては、地域の魅力向上に寄与する活用方法や事業手法について、民間事業者から実現可能なアイデアを得るために、サウンディング型の市場調査を実施する。実施期間は11月20日から24日。参加申し込みは11月17日までだ。なお、事業の実施は決定していないため、現時点では説明会や現地見学会を開催する予定はない。

 今川PAがある東九州自動車道は、2016年に全面開通した。今川PAは、福岡方面と広島・山口方面の両方から、観光地の別府、湯布院を擁する大分方面に向かう途中の場所にある。駐車場とトイレのほか、コンビニエンスストアとガソリンスタンドがあり、現在はほぼトイレの目的で利用されている施設だ。しかし、福岡県古賀市の古賀サービスエリア(SA)から今川PAまでは約60km、今川PAから別府湾SAまでは約70kmと、利用客の多い両SAのほぼ中間地点に位置することから、市は立地の持つポテンシャルは高いとみている。PAながら、将来の4車線化を見据えてSA級の広さを持つことも特徴だ。

 このように、今川PAとその周辺は、単なる通過点として交流人口の減少が懸念される一方で、双方へのアクセスを活かして賑わいを創出する拠点を整備すれば、地域課題の解決や地域の活性化につながるとの期待もある。そこで市は、今川PAに隣接する土地の一部を活用して、新たな施設の整備を検討しているという状況だ。

 今後、市は、今回のサウンディング型調査と、別途実施する市民ワークショップの結果を踏まえて基本構想を策定していくが、現時点では、休憩機能として駐車場やトイレを設けるほか、温泉・宿泊、飲食・物販、コンベンション・インキュベーション、レクリエーションの各機能の導入を検討している。施設のイメージとしては、温泉施設やドライバーのための簡易宿泊施設、農畜産物の直売所やレストラン、カフェ、展示会やセミナーなどに使えるホールや会議室、インキュベーション施設、リフレッシュやイベントに使える広場などを挙げている。東九州自動車道から今川PAを経由して、この施設に誘導する仕組みを整え、両施設で相乗的な効果を生む拠点とすることを目指す。事業方式は、上記の機能ごとに、官民による適切な事務と費用の負担で実現するものとし、今回の調査結果を踏まえて、具体的に検討していく方針だ。

 今回の調査では、施設の内容や規模、事業方式、公募スケジュールなど事業の概要に関する意見と、想定される施設の利用目的や頻度、事業性など施設の利用に関する意見のほか、事業への参画意向や参画にあたっての課題や行政への要望などをヒアリングする。調査結果の概要は、年内に市のホームページで公表予定だ。

■訂正履歴
初出時、古賀SAの所在地が福岡市とありましたが正しくは福岡県古賀市でした。お詫び申し上げます。記事は修正済みです。 [2017/11/16 10:36]
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