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「新虎通り」の既存ビルに巨大壁面アート、森ビル

小林直子=ライター【2017.11.2】

 森ビルが企画・運営する「TOKYO MURAL PROJECT」が10月からスタートした。海外企業の日本進出を支援するアンカースター、Makeshift、BnAとの共同企画だ。「MURAL」(ミューラル)とは、既存のビルの壁面や建造物をキャンバスにしてアーティストが制作する公共アート。世界の都市で観光コンテンツとしても注目を集める。

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「TOKYO MURAL PROJECT」の制作風景(資料:森ビル)

 制作作業は10月1日から20日まで行われた。虎ノ門ヒルズ付近に建つ高さ約33m、幅約27mの「カザマビル」(港区西新橋 2-19-5)の南側・西側壁面に巨大な壁画が登場した。初回となる今回は、日本のミューラルを代表するアーティスト、SALとJonjon Greenが「SPIRAL」をコンセプトに「イノベーティブな人々を巻き込みながら、新虎通りから新しい未来が生まれて行くこと」を表現する作品を制作した。

 TOKYO MURAL PROJECTは、内閣官房オリンピック・パラリンピック推進本部事務局の委託により、2017年度オリンピック・パラリンピック基本方針推進調査「文化を通じた機運醸成試行プロジェクト」の一次採択案件として実施している。同プロジェクトの効果は、SNSや動画サイトを通じた国内外への情報発信、メディア露出量の把握と、イベント来場者に対するアンケート調査などで検証する。

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「TOKYO MURAL PROJECT」の様子。カザマビルの高さ約33m、幅約27mの南側・西側壁面に巨大な壁画が登場した(資料:森ビル)

 「新虎通り」は、森ビルが「国際新都心・グローバルビジネスセンター」の形成を目指して都市づくりを進める虎ノ門ヒルズエリアのシンボルストリートだ。2014年3月に開通した。新店舗の開店や周辺の再開発が進み、現在はエリアマネジメント組織の主導により、通りや沿道を活用した様々なイベントが開催されている。

 森ビルは、世界で活躍するアーティストをTOKYO MURAL PROJECTに招へいすることで、新橋・虎ノ門エリアの魅力を世界に発信し、その風景が世界中へ拡散されることで、各国のアーティストたちに活動場所として認知され、人々が集まる「磁力ある都市づくり」に取り組むとしている。

企画・運営
  • 日経BP総研


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