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県産材と太陽光・蓄電池でZEH構築、徳島県と企業が連携

金子憲治=日経BP総研 クリーンテック研究所【2017.10.20】

県産材の高気密住宅に太陽光パネルを搭載してZEHに
(出所:日経BP)
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神山町産のスギやヒノキを使用
(出所:日経BP)
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「メガソーラービジネス」2017年10月14日付の記事より

 徳島県は、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー住宅)基準を達成したモデルハウス「エコモデルルーム」を、環境活動の連携拠点である「エコみらいとくしま」(徳島市西新浜町)に開設し、9月24日にオープニングイベントを開催した。

 ZEHは、断熱材など省エネ性を高めた上で、太陽光発電システムを設置し、空調と照明、給湯のための一次エネルギーを太陽光の電力で相殺し、年間でCO2の排出をゼロにできる仕様の住宅を意味する。政府は、民生部門の温暖化対策を進めるため、ZEHの普及を目指している。

 今回、開設した「エコモデルルーム」は、ZEHの普及を目指す県が設置事業者を募り、特定非営利法人・とくしま山・すまい・まちネットと姫野組住宅センター(徳島市)、喜多機械産業(徳島市)、神山町林業活性化協議会の4者でつくる共同体を選定した。設置費は共同体が全額負担した。

 モデルルームは、床面積約10m2の一部屋で、徳島県神山町産のスギやヒノキを使用し、在来工法により、「神山町の大工技術」で建設したという。床や壁、天井に再生紙から製造したセルロースファイバー製の断熱材を装着した。断熱性のほか、気密性や吸音性が高く、内部結露を防ぐ効果もあるという。開口部には、樹脂とアルミニウム製の複合サッシを採用し、ペアガラスにはアルゴンガス注入の高断熱タイプを使った。

 屋根上にパナソニック製の「HIT太陽光パネル」を1.96kW設置した。パナソニック製の蓄電池(1kWh)を導入しており、太陽光と連繋して運用し、発電した電力を最大限に活用する。停電時には、LED照明2台、テレビ1台、携帯電話3台、冷蔵庫1台を3時間程度利用できるという。

 徳島県は、ZEHやZEB(ネット・ゼロ・エネルギービル)の導入支援として、「脱炭素型設備転換支援事業補助金」を新設した。ゼロエネルギー住宅などを新築・増改築する際、民家は40万円、ビルは500万円を上限に費用の3分の1を助成する。

企画・運営
  • 日経BP総研


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