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国内最大の「複合バイオガス発電」が稼働、メガソーラー併設

PFI「豊橋市バイオマス資源利活用施設整備・運営事業」

金子 憲治=日経BP総研 クリーンテック研究所【2017.10.13】

処理フロー
(出所:JFEエンジニアリング)
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施設全体の空撮写真
(出所:JFEエンジニアリング)
[画像のクリックで拡大表示]
「メガソーラービジネス」2017年10月11日付の記事より

 JFEエンジニアリング(東京都千代田区)は10月4日、愛知県豊橋市に「豊橋市バイオマス利活用センター」が完成したと発表した。10月1日に竣工式典が開催され、佐原光一豊橋市長などが参列した。

 同センターの施設は、これまで別々に処理されていた下水汚泥、し尿・浄化槽汚泥、生ごみを集約してメタン発酵処理し、生成したバイオガスを燃料として発電する。こうした複合型のバイオガス発電施設としては、国内で最大規模としている。

 豊橋市上下水道局管轄内の中島処理場内に建設した。同市が民間企業に発注した「豊橋市バイオマス資源利活用施設整備・運営事業」で、PFI(Private Finance Initiative)のうち、BTO(Build Transfer Operate)方式を採用した。建設資金を民間企業が調達し、完成後に所有権を豊橋市に移転、運営を同一の民間が担う形になる。

 PFI事業の主体は、JFEエンジニアリング、鹿島建設、鹿島環境エンジニアリング、オーテックの出資によるSPC(特定目的会社)「豊橋バイオウィル」となる。同SPCは、今後20年間にわたり、施設の維持管理・運営を行う。

 今回の施設整備・運営事業は、バイオガス発電による売電事業と、発酵後の汚泥を炭化燃料として企業に売却する事業、そして付帯事業として、遊休地を利用したメガソーラー(大規模太陽光発電所)発電事業から構成する。バイオガス発電とメガソーラーの電力は、固定価格買取制度(FIT)を利用して売電する。

 メタン発酵槽は5000m3を2基、ガスホルダは2000m3、ガスエンジン発電機の出力は1MWとなる。これらの設備は、JFEエンジニアリングが設計・施工した。メガソーラー設備は1.995MWで、太陽光パネルはハンファQセルズ製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した(関連記事)。

企画・運営
  • 日経BP総研


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