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少年自然の家をリノベーションして「泊まれる公園」に、沼津市

萩原 詩子=ライター【2017.10.5】

「INN THE PARK」のウェブサイト
リノベーションした宿泊棟室内(写真:オープン・エー/インザパーク)
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宿泊できる球体型の吊テント(中央)とドームテント(写真:オープン・エー/インザパーク)
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 10月7日、静岡県沼津市で公園一体型宿泊施設「INN THE PARK」が開業する。“泊まれる公園”をコンセプトに、宿泊・飲食・自然体験アクティビティの3要素を組み合わせた複合施設だ。同市の「沼津市立少年自然の家」跡地をリノベーションした。グランドオープンに先立ち、9月23日にブランドサイトを開設した。

 旧沼津市立少年自然の家は、市北部の愛鷹運動公園内にある。社会教育施設として40年以上運営されてきたが、2017年3月に廃止。東名、新東名高速道路のインターチェンジにも近い立地から、民間事業者による活用を目指し、16年6月から公募型プロポーザルを実施した。沼津市は優先交渉権者に選定したオープン・エー(東京都中央区)と11月に基本協定を締結。同社は17年4月にリノベーション工事に着手した。運営は、都市公園法に基づき公園施設の管理許可及び設置許可を受け、オープン・エーの子会社インザパークが行う。運営期間は10年以内。一度に限り、再度最長10年以内で設置管理許可を更新できる。

 今回、沼津市では施設改修や維持管理費用の一部を負担する。公募時の実施要領によると、市が負担するのは、改修については管理棟1階電気室内の高圧受電設備の更新、施設水道使用量計測のための個別計量器の設置など、維持管理については、貯水槽の清掃及び滅菌消毒、浄化槽の法定検査、保守点検、清掃および汚泥引き抜き、温水ボイラの点検整備及び清掃などだ。施設許可および管理許可における使用料は、1m2当たり年額180円を下限(使用料が発生する敷地面積は3000m2)という条件で公募した。

 愛鷹運動公園は愛鷹山麓の丘陵地に位置し、森に囲まれた緑豊かな自然環境を誇る。公園の総敷地面積は約60.14ha、うち少年自然の家跡地は約9000m2。「INN THE PARK」は1973年建設の木造2階建て宿泊棟4棟を改装し、1棟貸し切り型の宿泊棟としたほか、森の中に球体型のドームテント3棟、吊テント1棟を新設し、宿泊できるようにした。また、73年建設の鉄筋2階建ての管理棟を改修し、宿泊者への食事提供を行う。今後はカフェを設置し、一般客にも開放する計画だ。体験型アクティビティは、星空観察、昆虫採集などの自然体験に加え、写真教室、ヨガ、アロマ、ネイチャークラフトなど、地元住民も参加できるイベントやワークショップを随時開催していく予定という。

 宿泊料金は宿泊棟(定員8人)5万4000円/棟、ドームテント(定員2人)1万7280円/棟、吊テント(定員2人)2万1600円/棟。食事は別料金で夕・朝食1人当たり5400円。

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左は愛鷹運動公園の配置図。ピンク色の部分が旧沼津市立少年自然の家(資料:沼津市)。上はINN THE PARKの配置図(資料:オープン・エー/インザパーク)
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  • 日経BP総研


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