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両国リバーセンタープロジェクトの事業者にヒューリック、ホテルを含む複合施設建設

山田 雅子=ライター【2017.9.12】

「両国リバーセンタープロジェクト」のヒューリックグループの案。両国国技館より望む(資料:ヒューリック)
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「両国リバーセンタープロジェクト」のヒューリックグループの案。隅田川より望む(資料:ヒューリック)
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「両国リバーセンタープロジェクト」のヒューリックグループの案。左が国技館通りより望む。右がスーパー堤防南側より望む(資料:ヒューリック)
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「両国リバーセンタープロジェクト」の位置図。都は、このプロジェクトに併せて、事業対象敷地沿いの河川敷地に両国船着場およびスーパー堤防を整備する。また、既存の両国待合所および事務所、墨田区両国子育てひろばについては、都及び区で解体、仮移転、本移転を行う (資料:東京都)
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事業スキームのイメージ(資料:東京都)
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 東京都と墨田区は8月31日、墨田区横網の隅田川沿いにある都有地と区有地に、民間事業者の提案による複合施設を整備・運営する「両国リバーセンタープロジェクト」の事業者に、応募2者の中から、ヒューリック(東京都中央区)を代表とする企業グループを選定したと発表した。

 この事業は、都の両国船着場の増設に伴い、既存の両国防災船着場に隣接する都有地と区有地を活用して、民間の資金と提案により、水辺のにぎわい創出と防災性の向上に資する複合施設を整備、運営するというものだ。建設地は両国国技館の斜め向かいにある約1510m2の土地で、旧安田庭園や江戸東京博物館とも近い。ヒューリックらのグループは、この土地を定期借地し、地上9階建てのホテル、カフェレストラン、観光案内所、および公共機能として区の子育て広場と、水上バスなどの舟運利用者の待合所からなる複合施設を建設する。延べ床面積は8064m2。2020年6月ごろにオープンする予定だ

 ヒューリックらのグループが掲げるコンセプトは、「すみだ両国にぎわいゲート」。低層階に公共機能と観光案内所、カフェレストランを配し、高層階では、ヒューリックが展開するホテルブランドを冠した「(仮称)THE GATE HOTEL 両国 by HULIC」を運営する計画だ。運営面の提案としては、防災備蓄倉庫の設置のほか、災害時にはホテルやレストランで帰宅困難者を受け入れるといった防災機能、および墨田川の舟運でつながる浅草のホテルと連携して舟運利用者の増加や墨田川の親水テラスへのイベント誘致などに取り組むことを盛り込んだ。

 事業のスキームは、次の通り。土地は、都と区が事業用定期借地権を設定した上で事業者に貸し付ける。建物は、事業者の負担で整備した上で、公共機能の部分を都と区が賃借する。建物の賃借料が、公有地の賃貸料を上回らないことが公募時の条件で、ヒューリックらのグループは、都と区が受け取る土地の賃貸料を月額525万円、対して建物の賃借料は、墨田区の支払額が月額412万8840円、東京都の支払額が月額102万3840円の合計515万2680円の金額を提案した。

 これらの提案に対して、外部の有識者らで構成される審査委員会は、施設と運営の両面で都と区との防災面での協力体制が提案されている点、舟運利用の促進や水辺を生かして回遊性を向上するなど観光面で多くの積極的な提案がなされている点などを評価した。

 今回の募集には、選定されたヒューリックらのグループのほか、大和ハウス工業を代表とする企業グループの計2者の応募があった。ヒューリックを代表企業とするグループは、ヒューリックのほか佐藤総合計画、鉄建建設、坂田建設の4社で構成されている。

企画・運営
  • 日経BP総研


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