• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

ニュース

記事一覧

堺市が審査講評などを公表、原山公園PFI

山田 雅子=ライター【2017.9.6】

公園全体イメージ図(資料提供:堺市)
[画像のクリックで拡大表示]
屋外プール・屋内施設イメージ図(資料提供:堺市)
[画像のクリックで拡大表示]
事業スキームイメージ(資料提供:堺市)
[画像のクリックで拡大表示]

 大阪府堺市は8月17日、原山公園に屋外プールやカフェ、ジムなどを新設する原山公園再整備運営事業について、PFI法に基づき、事業者の選定過程と審査講評などを公表した。事業者は、5月に、フージャースリビングサービス(東京都中央区)を代表とする企業グループに決定している。

 原山公園は、堺市南区原山台にある約7.8haの近隣公園だ。泉北ニュータウン内にあった市民プールを原山公園に移転し、民間のノウハウを活用して、プールを含む一帯を再整備することになった。プールなどカフェ以外の施設はBTO方式で、カフェは民間事業者の独立採算の事業として整備、運営する計画の下、4月から5月にかけて両事業の募集と選定を同時に実施。総合評価一般競争入札の結果、フージャースリビングサービスのグループを事業者に選定した。応募はこの1グループだけだった。

 グループは、代表のフージャースリビングサービスのほか大鉄工業、スポーツアカデミーなど5社と協力企業1社、およびカフェの設置と運営管理を担うジャパンウェルネスの計8社で構成されている。グループの提案は、「子どもから高齢者まで誰もが健康づくりを愉しむきっかけをつくる公園」を事業コンセプトに、スライダー2本を備えた屋外プール、屋内プールとジム、園地にはアスレチック遊具やテニスとフットサルの兼用コートなどを整備するという内容だ。最寄りの栂・美木多駅周辺のにぎわい創出をめざす自主事業として、公園利用者などとの意見交換やシーズン外の屋外プールの更衣室を利用した子ども向けのプログラムの実施なども計画している。提示した入札価格は、予定価格の47億1000万円をわずかに下回る47億996万1000円だった。

 選定にあたり、審査は学識経験者など5人で構成する堺市PFI事業検討委員会が実施した。フージャースリビングサービスのグループの評価点は、各委員の持ち点1000点×5人分の5000点満点中、3228点だった。なお、このなかには入札価格の得点250点×5人分も含まれる。項目別にみると、「2.施設計画に関する事項」、「3.施設の設計、建設及び工事監理業務等に関する事項」、「4.施設の維持管理に関する事項」は6割から6割強の得点率だった。一方、「1.事業全体に関する事項」「5.施設の運営に関する事項」、およびカフェに関する「6.便益施設業務に関する事項」は、4割前後の得点率で、やや低かった。

 講評では、原山公園の景観や環境に配慮するとともに、市民の健康増進の実現に向けた堅実な提案内容であり、十分に実現性が見込まれると評価された。このほか、自主事業として行う公園利用者などとの意見交換について、具体化に向けて検討を深めることと、カフェに防犯の役割も課すこと、および栂・美木多駅の駅前商業施設や市との連携を推進していくことが、要望として付記された。また、クラウドファンディングの採用についても検討を促している。

企画・運営
  • 日経BP総研


お知らせ

記事サーチ

都道府県別記事一覧

「新・公民連携最前線」の掲載記事を都道府県別にご覧いただけます。「地方創生」「CCRC」「コンセッション」など注目キーワードの記事一覧も用意しました。

pickup

ページトップへ