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ノーマイカーと時差通勤の実証実験、内閣府と沖縄県

那覇市内の朝夕の渋滞緩和を目指す

山田雅子=ライター【2017.8.24】

「わった~バス大実験」の参加募集チラシ(資料:沖縄しまたて協会)
[画像のクリックで拡大表示]

 内閣府の沖縄総合事務局と沖縄県は、9月16日から22日の期間に、公共交通への転換や時差出勤を行うことで、どれだけ渋滞が緩和されるかを検証する実験を実施する。実験の名称は「わった~バス大実験」。現在、参加する企業や事業所を募集している。先着200社にIC乗車券のOKICAをプレゼントする特典もある。実験事務局は、一般社団法人の沖縄しまたて協会が務める。

 実験の対象は、沖縄本島内で、マイカー通勤をやめてモノレールや路線バスの利用、自転車や徒歩または同僚などとの相乗り、早出または遅出の時差出勤など。参加者は、実験期間中の取り組み内容や今後の継続意向、取り組みを通じて気づいた公共交通機関への改善要望などのアンケートに回答する。

 実験への参加は支店、事業所、部署単位でも可能で、職員一人だけ、一日だけの取り組みから受け付ける。参加する企業や事業所は、参加する全職員にアンケートを配布し、企業または事業所の単位でとりまとめてファックス、または電子メールで実験事務局に送付する。

 民間のプローブ(走行)データによる2012年度の調査では、那覇市内は朝夕の渋滞時の走行速度が全国ワースト1位で、その後の調査でもさらに速度は悪化している。背景には、移動手段の約90%を自家用車が占めるという過度な自動車依存がある。また、沖縄県警がビッグデータを用いて分析したところ、渋滞のピークである朝7時台の自動車交通量と、渋滞が緩和する8時台の交通量の差は約1割だった。

 県と国は、この1割を公共交通や自転車、徒歩に転換するか、前後の時間帯へずらすことができれば、渋滞による事故のリスクやストレスの低減につながる可能性があると見込んでいる。二酸化炭素排出量の削減効果や健康への好影響なども期待できる。県と国は、今回の実験を通じて、効果の検証とともに、参加事業者と参加者にも自家用車の使い方について改めて考えてほしい意向だ。

企画・運営
  • 日経BP総研


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