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7月開幕の「大地の芸術祭」、中心市街地活性化をテーマに企画展示

黒田 隆明【2018.6.15】

ヒカリエでの「方丈」の模型展示の様子(写真:日経BP総研)
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「方丈」におけるアクティビティ例(写真:日経BP総研)
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 新潟県の妻有地域(十日町市、津南町)で開催される「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」(会期:7月29日~9月17日)で、中心市街地活性化を提案する企画展示「2018 年の〈方丈記私記〉」が行われる。

 日本の中世に、組立可能・可動式の四畳半の「方丈庵」から世界を見ようとした鴨長明になぞらえて、国際公募で選ばれた建築家やアーチスト約30組が、様々な機能を持った縦・横・高さ2.73mの「四畳半」の空間(方丈)の展示を行うというもの。展示期間中、それぞれの空間が飲食、物販などの店舗となる。

 例えば、グラフィックデザイナーの北川一成氏と建築家の川添善行氏は、1人カラオケボックスとスナックを組み合わせた空間を展示する。埼玉県鳩山町でコミュニティ施設の指定管理にも携わる(関連記事)建築家の藤村龍至氏は、デジタル加工した段ボールを材料としたカフェ空間を出展する(東京藝術大学美術学部建築科・藤村龍至研究室として参加)。

 展示は十日町市の中心市街地にある美術館、越後妻有里山現代美術館[キナーレ]で行われる。今回の展示自体は大地の芸術祭で完結するが、3年後の2021年までに、十日町市の中心市街地にある店舗の2階や空き店舗などに、50から100のユニークな「四畳半空間」をはめ込み、商店街に新たな回遊性と賑わいを生み出すことを目指す。

 大地の芸術祭の開催に先立ち、コンペで選ばれた作家の「方丈」空間の模型が、6月17日までヒカリエ(東京都渋谷区)で開催中の「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018 開幕直前展」で展示されている。また、現在、「2018 年の〈方丈記私記〉」展を支援するクラウドファンディングも行われている。

 大地の芸術祭ディレクターの北川フラム氏は、開幕直前展のトークショーで「どこかで流行したやり方や、チェーン店をやることしか考えてない街に対して、全然違うやり方もできるというヒントになれば」と語った。

 十日町市や地元住民らとの具体的な交渉はこれからだ。「空いている場所を提供してもらったり、補助金の組み換えなどが必要となるだろう」(北川氏)。また、店舗機能の重複・競合を避けて共存共栄していくためには「ある程度排他的なギルドのような組織をつくらないと、店が連携しての商売は成立しないだろう」と、北川氏は運営のあり方を提言した。

2018 年の<方丈記私記>出展作家

asoview!×OKAHON[日本]、伊東豊雄建築設計事務所[日本]、井上唯[日本]、all (zone)[タイ]、 岡藤石[日本]、小川次郎/アトリエ・シムサ[日本]、カサグランデ・ラボラトリー[フィンランド]、 KIGI [日本]、菊地悠子[日本]、GRAPH+空間構想[日本]、栗真由美[日本]、小山真徳[日本]、シ ープラスアーキテクツ[中国]、シャン・ヤン(向阳)[中国]、大舎建築設計事務所+イン・イー(殷漪) [中国]、Eri Tsugawa+Motoya Iizawa[日本、アメリカ]、東京藝術大学美術学部建築科藤村龍至研究室 [日本]、ドットアーキテクツ[日本]、New-Territories /architects[フランス/タイ]、藤木隆明+ 工学院大学藤木研究室+佐藤由紀子[日本]、スー・ペドレー+岩城和哉+東京電機大学岩城研究室[オー ストラリア、日本]、ドミニク・ペローアーキテクチャー[フランス]、前田建設工業株式会社建築事業本 部建築設計統括部[日本]、ミシャ・クバル[ドイツ]、矢野泰司+矢野雄司/矢野建築設計事務所[日本]、 uug[日本]、YORIKO[日本]、ワン・ヤオチン[王耀慶](台湾/ 中国)

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