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小浜市がかつて断念した廃棄物処分場跡地で太陽光発電、エコスタイル

古林咲子=チカラ【2017.6.29】

太陽光発電所を設置予定の小浜市仏谷地区の廃棄物処分場跡地
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太陽光発電所の完成イメージ
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 太陽光発電など再生可能エネルギー事業を手掛けるエコスタイルは、福井県小浜市仏谷地区の廃棄物処分場跡地(市有地)において太陽光発電事業を開始するとこのほど発表した。太陽光発電所は6月末に竣工予定。7月29日には、小浜市役所において調印式が、仏谷地区の現地では開所式が開かれる。

 仏谷地区では13年に別事業者による太陽光発電事業が計画されていたが、予定地の地盤の問題やコストを理由に最終的に事業者が断念した経緯がある。今回、エコスタイルの新たな提案により、計画が進むことになった。開設される発電所の発電容量は495kW。電力の買取価格は24円/kWhとし、20年間の総発電量は1288万2610kWhと予測している。売電収入は20年間で約3億円を見込む。

 エコスタイルは、市有地の賃借料(価格非公表)に加え、20年間で小浜市への固定資産税800万円の納税を見込む。同社は地域貢献として、非常時には太陽光発電を独立電源として開放する。また、ポータブル蓄電池を寄贈して仏谷地区に常設する。これにより停電時における在宅介護用の医療機器への電力確保などが期待できる。雇用面では、発電所の草刈りなど維持管理を地元シルバー人材へ委託する予定だ。教育面では、 「太陽光発電事業を通して、エネルギーの供給、環境教育など地域に価値を生む活動を行っていく予定。地域コミュニティと共存しながら事業を進めていく」(エコスタイル広報)という。

 全国では、2030年までに埋め立てが終了する廃棄物処分場が3000カ所を超える見通し。環境省では廃棄物処分場跡地への太陽光発電導入を推進する一方で、導入・運用ガイドラインを設けて事業者に対して一定の技術水準を求めている。エコスタイルは、同社が培った太陽光発電の技術を基に、ガイドラインを遵守して事業を支えていく。また、今回のような、地域住民と協働して地域問題を解決する発電所の活用事例を、日本全国に広めていきたい考えだ。その一拠点目が、小浜市仏谷地区になるという。

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