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岡山操車場跡地の民間提案、商業施設だけでない体験型空間に高評価

優先交渉権者に大和リース

山田 雅子=ライター【2017.2.1】

事業用地の位置図(資料:岡山市)
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全体イメージ(資料提供:岡山市)
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公共通路の外観イメージ(資料提供:岡山市)
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 岡山市は1月24日、整備を進めている岡山操車場跡地のうち、民間提案用地(約3ヘクタール)を定期借地権方式で整備する事業者として、大和リース(大阪市)を優先交渉権者に決定したと発表した。応募3者のうち、年間地代を除いたすべての項目で大和リースが他2者の点数を上回った。

 JR北長瀬駅に隣接する岡山操車場跡地は、総面積は約21ヘクタール。「健康・医療・福祉系施設導入区域」「総合公園区域」「市営住宅・社会福祉施設導入区域」の3つのゾーンに分けて整備していく計画だ。今回、優先交渉権者が決定した民間提案用地は、整備済みの市民病院用地約1.9ヘクタールと合わせて「健康・医療・福祉系施設導入区域」を形成する。

 民間提案用地について大和リースは、「まちと共創するパークサイドリビング、社会のための商業施設」を全体コンセプトに、スーパー棟(2階建て)、フィットネス棟(2階建て)、医療モール棟(2階建て)、 専門店舗(平屋)、立体駐車場(2階建て)の営利施設と、集合住宅3棟・計41戸の建設を提案した。

 同社の提案では、敷地を西側のJR北長瀬駅と市民病院に面した生活利便エリアと、東側の西部総合公園に面した体験滞在エリアの2つに分けて空間を構成。西側には集合住宅、診療所、薬局、スポーツクラブ、スーパーマーケットなどを配置し、東の公園側にはカフェ、レストラン、バーベキュー、アウトドア、ガーデニング、キッズ施設といった専門店のほか、起業支援施設などを配した。

 年間の地代は、営利施設の部分が賃借面積2万8412m2で年間6308万円、住宅部分が賃借面積1898m2で年間253万円を提案。合計すると約6562万円となる。賃借期間は営利施設部分が事業用定期借地権方式で31年、住宅部分が一般定期借地権方式で50年だ。

 審査では、商業施設などへの来訪目的のみでなく、「くつろぎ・やすらぎ」「楽しさ」「地域協働」を体験できる空間であることが高く評価された。具体的には、公園との一体感のあるランドスケープデザインと専門店舗の配置による空間演出や、回遊性のある歩行者通路、子育て層への配慮やユニバーサルデザイン、岡山市内のNPO法人と連携して子育て支援や地元起業家の育成・支援などの地域活動を行うための拠点「まちづくりスポット」の設置などである。また、既に他の地域での地域活動実績や商業施設運営の実績を有することで、計画の実現性も高いと判断された。

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