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桑名駅の東西にホテルや保育施設を整備へ、桑名市が民間アイデアを募集

山田 雅子=ライター【2017.1.12】

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桑名駅周辺土地利用構想の対象エリア(上)と今回意見を募集する複合型施設などの事業対象区域(下)(資料:桑名市)

 三重県桑名市は、JR線や近鉄線が乗り入れる桑名駅の周辺土地の利活用について、民間事業者から事業アイデアやノウハウなどの提案を募集する。

 現在、事業対象となっている区域は、桑名駅をはさんで東西に分断されている。東西を結ぶ自由通路と橋の上の駅舎の整備などの機能強化を進めているところで、今後は両区域の一体的な開発が可能となる。そこで市は、ここにホテルや保育所などの機能を導入する構想を持ち、学識経験者などによる桑名駅周辺土地利用構想懇話会を設置。現在、提言の策定を進めており、提言案は既に公開されている。今回、提言をより優れたものとするために、事業方式や所有形態、管理運営手法なども含めた提案を、民間事業者から募集することとした。

 提案募集は、事業の実施主体となる意向を持つ法人、または法人のグループを対象に、2月7日から2月28日の期間に行う。参加希望者は、期間中に所定の参加申込書を電子メールで提出後、提案書を提出する。募集に先立ち、1月18日には事前申込み制で説明会を実施する(説明会参加申し込みは1月13日まで)。提案にあたり、説明会への参加は必須ではないが、市は説明会に参加していない事業者からの事前の質問は受け付けない方針だ。

 既に公開されている懇話会からの提言案では、駅東口は観光やビジネスで桑名を訪れる人たちの拠点として、駅西口は市民の通勤通学や買い物など市民生活の拠点として整備し、都市機能の集約により賑わいと活力を取り戻すことを目指す考えが示されている。名古屋から電車で20分、リニア中央新幹線開業後は東京からも約1時間でアクセスが可能となる交通利便性や、自由通路により東西の分断が解消されることをまちづくりに活かしたい考えだ。

 これらを踏まえて今回の提案募集では、複合施設の整備などにより、(1)「桑名市の顔」となるシンボル空間の創出、(2)人々が集い交流できる機能集積、(3)市民の利便性を高める機能集積、(4)駅周辺における賑わいづくり、(5)駅としての交通結節機能強化への貢献の5点を満たすものを求めている。事業の対象区域は、東口が約2500m2、西口が約2000m2だ。両区域を対象とした提案だけではなく、いずれか一方の区域に関する提案も受け付ける。

 提案書の受け付け後は、3月中旬にプレゼンテーション審査を実施し、3月下旬に審査結果を発表する。今回はあくまでも提案の募集であり事業者の募集ではないが、審査で優秀な提案を選ぶ。桑名市では、今後事業化を進めていく中で、懇話会からの提言と併せて、審査の結果により提案者に協力を依頼することがあるという。提案者にとっては、公募の際に提案の内容がより反映される可能性や、市の意向を汲んだ提案ができるといったメリットが期待できる。

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