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レトロ遊園地で地域活性、建設コンサルが挑む新事業

介川 亜紀=フリーライター【2017.1.16】

 オリエンタルコンサルタンツとグループ会社のオリエンタル群馬は、前橋市にある市営児童遊園の指定管理で、新たな取り組みに乗り出し始めた。

オリエンタルコンサルタンツとオリエンタル群馬が指定管理を手掛ける前橋市中央児童遊園「るなぱあく」。1950年代半ばに開園した市営施設で、地元では親子三代にわたって親しんできたという人も少なくない(写真:オリエンタル群馬)
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 舞台は市中心部にある前橋市中央児童遊園で、「るなぱあく」の愛称で知られる施設だ。1950年代半ばに開園したこの施設は広さ約8820m2。サッカーコート2面分ほどの敷地には自動車や飛行機の遊具など、レトロ感あふれるアトラクションが並ぶ。入園料自体は無料。遊具はどれも1回50円と手頃で、地元では親子数世代に渡って“思い出の場所”と親しむ家族が少なくない。最近では、テレビなど一般メディアで「日本一、懐かしい遊園地」などと紹介される機会も増えている。

 オリエンタルコンサルタンツらは2015年度から、この児童遊園の指定管理者として運営を手掛けている。この12月上旬、市や地元事業者などとの新たな連携事業として、園内にオープンしたのが「6次化カフェ」だ。「Made in MAEBASHI project」(通称「M・M project」)と称する官民連携事業の一環でもある取り組みだ。

るなぱあくに12月3日にオープンした6次化カフェ「mom」。目玉はおむすびで、指定管理者であるオリエンタルコンサルタンツらと市、地元事業者が連携して、商品企画や施設整備に当たった(写真:木暮 伸也)
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 6次化カフェとは、農家などの1次産業者と加工を手掛ける2次産業者、飲食や小売りを展開する3次産業者が協働する形で運営するカフェ。「1次+2次+3次」を意味する造語が「6次化」で、近年は国や自治体も地域活性化メニューの一つとして普及促進に力を入れている。

 るなぱあくに生まれた6次化カフェの名称は「mom」(まむ)で、目玉は県産食材にこだわったおむすびだ。現地採用者が多いオリエンタル群馬のほか、地元の農産物生産者や食品製造・販売事業者、飲食サービス事業者が共同体制で、販売や今後のさらなる商品開発を手掛けていく。園内の空地に設けた店舗も地元建設会社が製造するコンテナ型の簡易店舗用ユニットを採用するなど、施設整備の面でも“地元産”にこだわった取り組みだ。

6次化カフェ「mom」のオープン前夜に、前橋市長なども招いて開催したスターティングセレモニー(写真:オリエンタル群馬)
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