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下水処理場が「太陽光+バイオマス発電所」に

「下水汚泥+し尿+生ごみ」を発酵させガスエンジン燃料を製造、豊橋市PFI

金子憲治=日経BPクリーンテック研究所【2017.12.28】

「発酵不適物」の除去が課題に

 豊橋市のバイオマス利用プロジェクトで特徴である「生ごみ」の活用については、発酵を阻害する「発酵不適物」の混入が課題となる。この場合の「不適物」とは、微生物が分解できないプラスチック類、骨や貝殻などの無機物だ。

 ただ、市民が生ごみを分別して週2回、収集場所に出す際、プラスチック製の袋に入れることになる(図9)。また、市民に対し、生ごみから魚の骨や貝殻を取り除くことまで求めるのは、分別作業の負荷が大きく、現実的でない。

図9●ホッパーからプラスチック袋に入った生ごみを投入。監視カメラの映像
(出所:日経BP)
[画像のクリックで拡大表示]

 そこで、ホッパーから生ごみを受け入れ、発酵槽に投入するまでの間に前処理工程を設け、プラスチック袋を破砕・分別する装置と、比重によって骨や貝殻など重い固形分を除去する沈殿槽を導入した。

 ただ、それでも紙が混入したような場合、前処理工程で分別し切れないこともあるという。紙は有機物だが、嫌気発酵によって分解されにくく、装置に張り付くなど、設備の運用上、支障となる可能性もあるという。

 豊橋市では、今回のバイオマス活用事業に合わせ、各家庭・週2回、生ごみの分別収集を始めた。これまでのところ、不適物の混入率は10~15%となっているという。 今後も継続的に生ごみの分別収集を市民に呼びかけ、「不適物」の混入を減らしていきたいとしている。

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