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岡崎市、まちの資源フル活用で河川整備に臨む

愛知県岡崎市「おとがわプロジェクト」

山本 恵久【2017.11.24】

大小のリノベーションまちづくり その2公民連携によって横串を刺す

 岩手県紫波町と同様「大きいリノベーションまちづくりと小さいリノベーションまちづくり」を重ね合わせる考え方を、おとがわプロジェクトも取り入れている。

 「大きいリノベーション」は特に、道路、広場など新旧に関わらない公共空間の利活用と関係する。巨費を投じて人道橋、河川敷などを先行で整備中の岡崎市で、ハードの供用開始後、それらを市民が自ら有効に使いこなすためには「小さいリノベーション」との連携が大切になる。今年度中に市が策定する予定の「公民連携基本計画」が、その指針となる。

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公民連携まちづくりの焦点は、エリア内のポテンシャルのある公共空間を結んだ主要回遊動線(総延長は約3km)で、これを「QURUWA(クルワ)」と呼ぶ。左は、建設が進行中の人道橋。右は、人道橋と籠田公園を結ぶセントラルアベニュー(写真:日経アーキテクチュア)
市街地を代表する施設だった再開発ビル「岡崎シビコ」周辺。(写真:日経アーキテクチュア)(写真:日経アーキテクチュア)
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2008年開館の「岡崎市図書館交流プラザ りぶら(市立中央図書館ほか)」周辺で、写真手前(西側)に岡崎シビコがある(写真:日経アーキテクチュア)
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 市のデザイン会議には建築家の藤村龍至氏(RFA代表取締役)、山田氏のほか、リノベーションまちづくりの提唱者で紫波町「オガールプロジェクト」でデザイン会議の委員長を務める清水義次氏(アフタヌーンソサエティ代表取締役)、同プロジェクトのランドスケープを担当し、おとがわプロジェクトでもセントラルアベニューに関わる長谷川博己氏(オンサイト計画設計事務所代表取締役)、水都大阪をプロデュースしてきた泉英明氏(ハートビートプラン代表取締役)が参画。国内の公民連携まちづくりをリードする面々が顔をそろえている。

デザイン会議から藤村氏、清水氏、泉氏、そして内田康宏・岡崎市長が登壇した17年3月の「私たちのQURUWA戦略」フォーラムの様子(写真:日経アーキテクチュア)
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17年4月のリノベーションまちづくりサミット2017年に登壇したNPO法人岡崎まち育てセンター・りたの山田高広氏(写真中央)(写真:日経アーキテクチュア)
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 リバーフロント地区の要所である「太陽の城跡地」の傍らでは、かねてより検討の進んできたホテル計画が具体的になり始める。前出セントラルキッチン構想のような小さな事業を生み出す仕掛けを走らせながら、合わせて公共空間の存在価値を十分に発揮させる必要がある。そのためには今、「中規模や大規模の投資を受け持てる事業者を担い手として迎え、まちなかに育ち始めた“小商い”の担い手とマッチングさせる取り組みに踏み込ないといけない」(山田氏)。

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