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事例研究

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ふるさと納税や企業の寄付などで高校生の学習室を整備、秦野市

貸出・返却機を設置し、無人で運営

黒田 隆明【2017.10.31】

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はだのこども館外観(写真:秦野市)

 神奈川県秦野市は、同市の中心部にある「はだのこども館」3階の学習室を改修。大学受験用の参考書などの蔵書を充実させるとともに、貸出・返却機を設置し、参考書などを自由に貸し出しできるようにする。貸出・返却業務は無人で行う。2017年11月中にもサービスをスタートさせる予定だ。学習室は従来から高校生による受験勉強の利用が多く、これまでも年間約5000人が利用している。

 図書貸出・返却機は、同市が本町公民館で2018年3月まで実施した「スマートライブラリー」実証実験(図書館流通センターと共同で実施。関連記事)で使っていたものを移設する。

 本町公民館での実証実験の結果、期間中の月平均の貸出利用者は約4.2%増加した。特に18歳以下の利用が増え、中でも高校生の利用が約49%増えた。秦野市では、高校生の利用者に対するインタビュー調査を行い、「自分が読む本を他人に知られないことがよい」といった意見が聞かれたことから、高校生には図書貸出・返却機の匿名性の高さが受け入れられたと分析している。

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こども館学習室の整備イメージ(資料:秦野市)

 秦野市では、自分の志望校や学力を他人に知られることなく、学習室で参考書や問題集を気兼ねなく借りることができれば、多くの高校生がサービスを利用すると見込まれると判断。無人貸出・返却機を「秦野市立本町公民館」から「はだのこども館」学習室に移設し、参考書や問題集専門のライブラリーを展開していくこととした。

 一方で、公民館では図書貸出・返却機だけですべて対応することが難しく、配置している非常勤職員(1人)を削減できないため、コストメリットは薄い。このため、今のところ図書貸出・返却機を設置する予定はないという。

企画・運営
  • 日経BP総研


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