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「健康経営都市」でコミュニティの持続図る

岩見沢市、産官学金の連携で幅広い事業を推進

井上俊明【2017.9.21】

独自の健康ポイントに1万人以上が参加

 テーマ4の特徴的な取り組みとしては、独自の健康ポイント事業もある。保健センターや市役所などでポイントカードを入手すれば、18歳以上の市民はだれでも参加できる。人間ドックや健康相談、ウオーキング大会などの健康づくりに役立つ催しに出て、スタンプを押してもらう。そして50ポイントたまると1000円分の商品券と交換できる。自分の健康目標を宣言し、市役所などに届け出ること、それを達成することでもそれぞれ1ポイントが獲得できる。

 「健康ポイントの導入により、今まであまり関心のなかった市民の間にも健康づくりの取り組みが広がってきている」と松野氏はみる。実際、ポイントカードの発行を受けている市民の数は、1万1000人。人口の約13%を数えている。

健康づくりの拠点として岩見沢市が新たに開設した「いわみざわ健康ひろば」(写真:日経BP総研)
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 さらに、テーマ4の一環として岩見沢市は、今年4月、JR岩見沢駅近くに「いわみざわ健康ひろば」をオープンした。「人もまちも元気で健康」をスローガンに、がん検診など疾病の予防・早期発見といった「まもる健康」、健康状態をチェックしたり食に関する情報提供が受けられる「つくる健康」、市民、保健師、企業などが一カ所に集まる「つなぐ健康」の拠点となる施設だ。

「いわみざわ健康ひろば」には体組成計など様々な機器が置かれ、気軽に健康チェックができる(写真:日経BP総研)
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 具体的には、健診スペース、健康コミュニティスペース、相談スペースなどからなっている。成人向け・女性向けなど市が行う全ての健康診断が受けられるほか、健康コミュニティスペースには体組成計や骨密度測定装置などが設置されている。利用者は気軽にこれらの機器を利用して自分の健康状態を知ることができる。

 ここでの催しに参加した市民は、先に述べた健康ポイントを獲得できるようになっている。例えば、毎週火曜日は「健康チェックの日」とされ、測定結果をもとに専門家のアドバイスを受けることが可能だ。一方、毎週木曜日は、「北大COIの日」。子育て世代や女性向けに乳幼児の身体測定、介護予防体操など様々な催しが行われている。別の日には、地元産の野菜を使った減塩・低カロリーの料理を管理栄養士が紹介したりする「フードデイ」も開催されている。

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  • 日経BP総研
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