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長門市初の道の駅「センザキッチン」、運営する地域商社は今年度黒字化へ

公募で選ばれた民間人材が陣頭指揮、「おもちゃ美術館」も併設

萩原 詩子=ライター【2018.6.8】

4月20日、山口県長門市の沿岸部にあたる仙崎地区に、同市初の道の駅「センザキッチン」が全面開業した。県内では24番目と後発ながら、敷地面積・施設床面積ともに最大級で、農水産物等直売所のほか、レストラン・カフェなど11のテナント、観光案内所に加え、地場産の木材を用いた「長門おもちゃ美術館」も併設。「食べる」「遊ぶ」「つなぐ」の3つの機能を持つ交流拠点として期待されている。

 センザキッチンは敷地面積約2万1000m2、床面積合計2583m2、駐車場台数161台。長門市が約11億円かけて整備した。“海上アルプス”と呼ばれる景勝地・青海島を望む仙崎湾に面し、農林水産物等直売所・レストラン棟と、休憩所・情報発信施設棟を備える。17年10月に農林水産物等直売所・レストラン棟が先行開業、同年11月に国土交通省により道の駅に登録された。

センザキッチン農林水産物等直売所・レストラン棟。曲線を多用した外観は波やかもめ、名産のかまぼこをイメージしている(写真:長門市)
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センザキッチン農林水産物等直売所内観(写真:長門市)
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 指定管理者としてセンザキッチンの運営に当たるのは、市・JA長門大津・深川養鶏農協・山口県漁協の4者が200万円ずつ出資する地域商社、ながと物産合同会社だ。設立は2014年5月。市の農水産物の加工・販売、情報発信、販路拡大などを行う。

 「ながと物産は、農業、水産業といった枠組みを超えて『ながとブランド』を大都市圏に展開するための司令塔に位置づけている」と、長門市成長戦略推進課の石本徹課長は同社の役割を説明する。外部からの視点を入れるため、執行責任者(COO)は、広く全国から公募した。約110人の応募者から選ばれた山本桂司COOが、14年10月に着任した。

 山本COOは大阪市出身で、愛媛県今治市のタオル美術館でマネージャーを務め、商品やイベントの企画、物販を手掛けた経験を持つ。センザキッチンでは、施設の計画段階から携わった。「道の駅としての公益性は踏まえつつも、収益性と集客力にこだわって、必要な施設・不要な施設を取捨選択した。ネーミングやロゴデザインも意見を通させてもらっている」と語る。

長門市経済観光部成長戦略推進課 石本徹課長(写真:萩原詩子)
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ながと物産合同会社 山本桂司COO(写真:萩原詩子)
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センザキッチン施設配置図(センザキッチンのウェブサイトより)
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