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既存の調整池を景観資源に生かす

柏の葉イノベーションキャンパス「アクアテラス」(千葉県柏市)

大井 智子=フリーライター【2017.4.5】

 水辺で遊ぶ親子連れの楽しそうな姿─。千葉県柏市のつくばエクスプレス「柏の葉キャンパス駅」から北に500mほど離れた位置に、2016年11月にオープンした水辺空間「アクアテラス」だ(写真1、2)。

写真1■ 職住融合のまちづくりが進む「柏の葉イノベーションキャンパス」で、2016年11月にオープンした「アクアテラス」。人が近づけなかった既存の調整池を交流空間に大規模改修した。2016年12月に撮影(写真:吉田 誠)
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写真2■ 斜面を活用したベンチ、水面に張り出す親水ステージ、対岸に渡れる親水ブリッジなどを整備した。水際は延長約650mの管理用通路で一周できる。(写真:吉田 誠)
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 元々ここは、10年余り前に造られた調整池。地元のまちづくり団体である柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)と三井不動産などによる大規模改修を経て、水辺のオープンスペースに生まれ変わった。

 アクアテラスの治水施設(調整池)は柏市が、テラスなどの親水施設は市と協定を結んだUDCKが主に、それぞれ管理する。通常時の水深40~80cmに対して、最大水深は約4m。一時的に最大約7万4000m3の雨水をためることができる。

 この場所は、公共・民間・大学の連携によるまちづくりが進む「柏の葉イノベーションキャンパス」(約25ヘクタール)の中心部。調整池を“景観資源”と捉えて、地域の魅力づくりに役立てることがアクアテラス開発の大きな狙いだ。

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