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ラジオ体操コミュニティを起点に「健幸」なまちづくり

市立病院の充実で安心感の提供目指す――坂出市長 綾宏氏に聞く

井上俊明【2017.8.25】

――特養などの施設は建設しないのですか。

 高齢者にもプライドがあるためか、介護が必要になっても施設には入りたくないというのが一般的ですね。だから、求められているのはサ高住のような住まいだと思います。それに2025年以降は、高齢者が減るわけです。償却に数十年かかる施設を作ってもやっていけるわけがない。これもサ高住のような住まいが求められる理由です。坂出は高齢化率が30%を超えているので、認知症対策も力を入れています。市内に専門の医師がいるのでその先生と連携して、認知症カフェを作ったりしました。

高校生の行動でアルメニアと縁

(撮影:菊池一郎)
[画像のクリックで拡大表示]

――「健幸」というと若い人にはなじみにくいかなと思いますが、若者向けに打ち出した施策には、例えばどのようなものがありますか。

 先ほども申し上げました通り、坂出市内には高校が4つあります。うち3校は県立で、普通科、商業科、工業科が1校ずつです。商業科では商店街で模擬の商売をしたり、工業科は男子の新体操が活躍したりしています。校長先生とも年に何度か話し合っています。それぞれ特徴を生かして教育活動をやってくれればいいと思います。大学はありませんから、高校生の自由な発想を取り上げて行政に生かしていかないと。

 例えば、10年ほど前ですが、市内の高校生がテレビか何かで、アルメニアに日本の絵本を集めている人がいるのを知って、こちらから送ってあげたことがありました。これをきっかけに坂出市との交流が始まったのですが、そのうちに日本大使館が向こうにできて、国同士の外交関係も広がってきました。元はといえば高校生の思いつきから始まった国際交流です。市としても、こうした自由な発想を伸ばしてやりたいと思います。若い人の発想を生かしていくことで、市外の大学に行っても、卒業後に帰ってきたくなるような環境を整えたいですね。

綾宏(あや・ひろし)
坂出市長
1953年香川県坂出市生まれ。学習院大学経済学部卒業。1987年に坂出市議会議員に初当選し、以後連続6期務める。2009年坂出市長に初当選。現在3期目
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