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「若者が変われば、大人も変わる。大人が変わればまちが変わる」

牧野百男 鯖江市長に聞く

聞き手:石井和也【2018.3.27】

「めがねのまちさばえ」だけではない――。オープンデータ活用、高校生との連携など様々な地域活性化策を打ち出し、産業育成、雇用確保、人口増を実現。地方創生モデルの先頭を走る福井県鯖江市。地元からは親しみを込めて、百さんとも呼ばれる名物市長、牧野百男(ひゃくお)氏に鯖江市の強みを聞いた

(写真:高溝勝史)
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地域ブランド戦略で「めがねのまちさばえ」のイメージ定着

――鯖江市のメガネフレーム生産は、国内の約9割、世界で約2割のシェアを持っています。「めがねのまちさばえ」のイメージが定着してきましたね。

 海外の有名ブランドのOEM生産でも有名だった鯖江のめがねですが、シャルマン(福井県鯖江市)の「ラインアート シャルマン」など、鯖江の独自ブランドがようやく育ってきました。私が初当選した2004年頃、鯖江では中国製品に押され、廃業する部品メーカーもあって、どんどん後継者がいなくなっていた。とにかく「若い人が地元に残らなあかん」というのが、そのときの想いでした。若い人を中心に自社ブランドへの取り組みもこの頃から始まりました。

――2009年には東京ガールズコレクションにも自ら乗り出して、ピーアールされました。首長が広報のためにメディアに露出する走りでした。

 そうですね。産地の若い人たちが鯖江ブランドをつくるきっかけとなった事業です。国の公募事業に採択された「めがねのまち鯖江」元気再生事業で、若い女性に人気のあるブランドデザイナーとコラボしたファンショングラスを東京ガールズコレクションの協力で、「産地鯖江」の特別ステージとして発表。ショーではマリエさんら人気モデルにも出演してもらって大いに盛り上がりました。

めがねや漆器、繊維など地場産業をITや若い力を活用して再生しようという牧野市長(写真:藤溝勝史)
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 当時、ファッショングラスというと2000円~3000円の外国製の商品が多かったのですが、鯖江ブランドでやるのだからと、2万円台の価格で勝負しました。すると用意した360本が5分~10分で売り切れたんです。その効果は絶大で、全国的な話題になりました。こういうこともやらなければいかんと思いましたね。その頃からですね、行政の本気度というのを眼鏡業界の皆さんが分かってくれるようになりました。

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