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全国自治体・視察件数ランキング2017

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行政視察の件数は、紫波町「オガール」が断トツで1位

「総合」「人口規模別」「インバウンド」ランキング編

井出 一仁=日経BP総研 イノベーションICT研究所【2017.11.9】

インバウンド視察ランキング 1~10位

 海外の自治体の職員・議員などによる視察の受け入れ件数を「インバウンド視察ランキング」として取りまとめた。

【1位】神戸市の危機対応 (出所:神戸市の「危機管理センターパンフレット」表紙)

 1位は、1995年1月の阪神・淡路大震災で甚大な被害を受けた神戸市の「危機対応」。教訓を踏まえたハード施策のほかに、初動体制の強化、自助・共助の推進、受援計画の策定などのソフト施策に関して、2012年4月に開設した「神戸市危機管理センター」のオペレーションセンターや防災展示室を視察するのが一般的だ。海外からの視察件数は18件で、国内団体による9件を大きく上回った。また震災復興プロジェクトとして産学官の連携で同市のポートアイランドに整備した「神戸医療産業都市」にも海外から6件(7位)、国内から12件の視察があった。

 海外からの視察が15件ありランキング2位となったのが、同じく防災分野の静岡県地震防災センター。南海トラフ地震を想定した第4次地震被害想定、県の地震防災対策、避難所運営ゲーム、自主防災会の担い手の育成・活発化、活断層対策などへの関心が高い。国内の自治体からも21件の視察があった。

 4位には、瀬戸内海の12島と2港を会場にアート作品の展開やイベントを行う香川県の「瀬戸内国際芸術祭2016」が入った。2016年は3年に一度の会期に当たり、国内からの視察28件に加えて、海外からも13件の視察があった。運営形態や広報の手法、芸術祭による地域活性化や離島振興の効果などが視察の目的になっている。

 3位の「とよたエコフルタウン」と5位の「豊島区役所本庁舎」は、総合ランキングでそれぞれ10位、5位に入っており、国内だけでなく海外の自治体からも注目度が高かったことになる。

 6位の福島県の「農業総合センター」は、新品種育成や農業教育に加えて、東日本大震災に伴う原発事故後は放射性物質対策の試験研究や農林水産物のモニタリング調査を実施している。受け入れた視察8件は、すべて海外からだったのが大きな特徴である。農林水産物のモニタリング検査の手法や放射性物質対策の研究成果が視察の目的だった。

インバウンド視察ランキング 1~10位
順位 名称 自治体名 視察件数
1 神戸市の危機対応について 神戸市 18
2 静岡県地震防災センター 静岡県 15
3 低炭素社会の実現に向けたまちづくり(とよたエコフルタウン) 豊田市(愛知県) 14
4 瀬戸内国際芸術祭2016 香川県 13
5 豊島区役所本庁舎 豊島区(東京都) 11
6 福島県農業総合センター 福島県 8
7 神戸医療産業都市 神戸市 6
7 熊本城公園 熊本市 6
9 さいたま市大宮盆栽美術館 さいたま市 5
9 五感に訴える町おこし政策 富士河口湖町(山梨県) 5
9 インバウンドについて 高山市(岐阜県) 5
9 ふじのくに地球環境史ミュージアム 静岡県 5
9 西部水資源再生センター 広島市 5
9 福岡市中央卸売市場青果市場 福岡市 5
9 福岡市中央卸売市場鮮魚市場 福岡市 5
9 バイオエタノール製造施設 宮古島市(沖縄県) 5
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