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地域を元気にするCSV

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第9回 地方都市の遊休地を「コンテナ町家」で活性化、綿半

赤池学=一般社団法人CSV開発機構理事長【2016.2.1】

 地域を活性化し、賑わいを創出するCSVに基づくまちづくりの実践は、自社の独自技術を活かし、クリエイターとともにそのコンテンツをチャーミングなビジネスモデルとして確立することで、社会実装することが可能となる。

 今回は、そんな取り組みを紹介したい。庭づくりの世界的なイベント、英国王立園芸協会主催の「チェルシーフラワーショー」でグランプリをダブル受賞した国際的なガーデンアーティスト、矢野TEAさんと、長野県飯田市発祥の小売・建築事業の綿半グループ(以下、綿半)による取り組みだ。仮設の庭とカフェを組み合わせた「コンテナ町家」である。コンセプトは、「ニアネイチャー」(近自然空間)を都市に生み出すことだ。

コンテナ町家で都市に「ニアネイチャー」を創出

 深谷ネギで有名な埼玉県深谷市は、ネギ、キュウリ、ブロッコリーなど、安心・安全な野菜づくりや花き栽培を続けてきた、首都近郊の農業王国である。そして、ひな人形メーカーが近隣に集積する伝統文化のまちでもある。

 そんな深谷市に、2013年秋新たに誕生したのが「深谷ベース」と名付けられた「コンテナ町家」である。開発したのは、矢野さんと綿半だ。同社は、鉄骨系の建築やコンテナハウスのレンタルや造園を主に手掛けてきた企業である。このコンテナに、お洒落な内装演出を施し、ウッドデッキやガーデンをシステム化することで、仮設で動かせる市民カフェを生み出したのだ。市が運営するこの産業交流施設は、地域の生産者や酒造会社、食品メーカーが、アンテナショップやギャラリーとして活用されているのである。

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深谷市に2013年秋にオープンしたコンテナハウスとガーデンを組合わせた「深谷ベース」。産業交流施設として市が運営する。カフェやギャラリーのほか、音楽祭などの イベントも開催できる、写真はトイレタイプも含むコンテナハウス5棟からなるオープンガーデンの昼間の外観(上)と夜景(下)(写真:本稿すべて綿半ホールディングス)
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企画・運営
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