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特集「就農支援のいま」

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“プロ農家”の育成めざし、就農支援から流通までをフォロー

マイファームが進める人材づくり事業

文:川井直樹=ライター【2017.3.13】

サポート付き体験型農園「マイファーム」を全国展開するマイファームは、2011年に社会人向けの農業ビジネススクール「アグリイノベーション大学」を開校、受講生は700人を超えた。2016年には大阪府からの委託を受け「農業経営」に特化したビジネススクール「大阪アグリアカデミア」の運営にも携わる。これら事業に一貫しているのは「未来の農業を支える人材づくり」だ。

 マイファームは2011年11月、滋賀県野洲市で「アグリイノベーション大学校」を開設した。社会人向けの農業ビジネススクールで、農業技術をはじめ、経営・アグリビジネスまでを体系的に学ぶことができる。2012年からは千葉県東金市や横浜市、2014年には名古屋市などでも開講し、現在では関西地区、関東地区、東海地区の3校で合計約180人が学んでいる。

アグリイノベーション大学校で学ぶ生徒たち(写真:マイファーム)
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 学生の対象は農業に従事することを目指す社会人。生産から加工、流通、アグリツーリズムなど農業に関わる幅広い分野を学べる「総合コース」(1年)と農業技術を中心に学ぶための「農業技術専攻コース(ファーマーズコース)」(1年)がある(下の囲み参照)。

アグリイノベーション大学校の概要
アグリイノベーション大学校のウェブサイト
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週末を利用して学ぶことができる社会人向けの農業ビジネススクール。農業技術をはじめ、経営・アグリビジネスまでを体系的に学ぶカリキュラムを提供している。座学での講義のほか、農場で実技を学ぶ。2011年11月に設立・開校し、すでに約700人が卒業している。「総合コース」(1年)と「農業技術専攻コース(ファーマーズコース)」(1年)がある。

■運営主体

マイファーム

■開校場所

・関東地区
 千葉県東金市、横浜市(農場)
 東京都千代田区、世田谷区(座学)

・東海地区
 愛知県東郷町(農場)
 名古屋市(座学)

・関西地区
 滋賀県野洲市、京都府城陽市、大阪府門真市(農場)
 大阪府吹田市(座学)

■カリキュラム内容の例

・農業技術
 農業概論、栽培学、土壌学 、肥料学ほか

・農業経営/アグリビジネス
 農業経営・アグリビジネス概論、 生産と販売、就農の基礎知識 、非農家からの新規就農ほか

・養蜂学
 内検の仕方 、ミツバチの生態 、蜜源樹調査ほか

 「総合コース」は入学金、授業料を含め50万円以上の費用が必要で、「農業技術専攻コース」でも30万円近い費用がかかる。軽い気持ちで受講する金額ではなく、本気で農業を目指す人が集まってくる。講義や実習は週末に行われるため、通常仕事を持っている人も就農に向けた準備ができる。就農を希望すれば、農地情報の提供や農地賃貸契約のアドバイス、農作物の販路開拓支援、農業生産法人などへの就職先の紹介などのサポートも受けられる。

 アグリイノベーション大学校はこれまでに約700人の卒業生を送り出した。進路は「就農準備」が26.6%、「農業への新規参入」22.0%、「農業界に従事」14.7%、「アグリビジネス起業」9.6%と、約73%が農業関係に従事している。なかには卒業1年目で早くも自立できるようになった人もいる。

アグリイノベーション大学校の座学の様子(写真:マイファーム)
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企画・運営
  • 日経BP総研


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