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想像から創造へ、「変革力」の源泉を探るビジネス

【僕がたったひとりでメーカーをつくった理由】 はじめに~Bsizeの設計図~(1/7ページ)

2015.11.30

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 古い慣習やしがらみを打ち破り、業界や社会に大きなインパクトを与える――。変革は突然、新星が現れるがごとく起こるものではない。業界や社会が抱える課題を認識して解決策を「想像」し、実際の製品やサービスとして「創造」できる力を持った人が、確固たる信念や飽くなき挑戦心の下、まわりを巻き込みながら進めていくことで、成し遂げられるものだ。本連載では、そうした「変革を生み出す力」を知るうえで役立つ記事を、日経BPネットの過去の連載からピックアップして紹介しよう。

記事中で登場する人名や肩書き、数字などはすべて掲載当時の情報です。

 ハードウエア業界におけるニュータイプの起業家として熱い注目を集めているBsize(ビーサイズ)代表の八木啓太。開発から販売までをひとりで手がけた卓上LEDデスクライト「STROKE」は、その品質とデザイン性の高さからヒット商品となり、業界に新しい風を吹かせた。彼は“ひとりメーカー”をどうやってつくりあげたのか? 八木自ら、「STROKE」の開発を振り返りながら、これからのメーカーの形について語る。(編集:福島奈美子 写真・資料提供:Bsize)

 メーカー。

 その言葉から、あなたは何をイメージするだろうか?

 ソニー? トヨタ? それともユニクロかもしれない。

[画像のクリックで拡大表示]

 本連載でモデルとするメーカー、Bsize(ビーサイズ)は、そんなあなたの抱くメーカー像とは、きっとかけ離れたものだろう。というのも、Bsizeの社員はなんと僕ひとり。たったひとりの家電メーカーなのだ。そう聞いて驚かれるのも無理はない。「ひとりでメーカーなんて、できっこない」。僕自身、そう思っていた。

 これからお話しするのは、偉人の武勇伝でもなければ、奇跡のストーリーでもない。平凡な20代の若手エンジニアが、たったひとりでメーカーを運営するようになるまでの、地道なプロセスである。それは、メーカーに覆いかぶさる、幾重もの先入観をひとつずつ剥ぎ取り、シンプルに再定義した結果、最後に残ったものだ。

 本連載では、このプロセスをひとつひとつひもとき、メーカーの核心に迫っていきたい。

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