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常識を越えろ! 変革者たちの挑戦IT

IoT歯ブラシがもたらす“口内革命”、サンスター「G・U・M PLAY」が歯磨きを楽しくする理由(4/5ページ)

2017.06.29

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実際に1カ月試してみたら、歯磨きスキルが劇的に向上した

 もう1つの「マウスログ」は、毎日の歯磨きデータを記録するツールだ。日、週、月、年単位で1年分のログが蓄積される。記録内容はかなり詳細で、1日に何回、合計何分、1回当たり平均何分磨いたかが分かるうえ、歯を磨いた時間を棒グラフ、磨き具合を点数や色でビジュアルに示してくれる。レベルが上がるごとに赤から青、黄緑と色が変わっていくので、上達度合いは一目瞭然で、自然とやる気がわく仕組みになっている。

毎日の歯磨きデータを記録する「マウスログ」
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 さらに、1回の歯磨きごとに、すべての歯がまんべんなくきちんと磨けているかも記録される。全歯を右上の前側、後ろ側、噛み合わせという具合に16分割。うまく磨けていれば黄緑、磨けていないところは赤というように色分けされる。磨き残しが多い場所が把握でき、次回はそこを注意して磨けばいい。

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 実際に、筆者も1カ月間、継続して使ってみた。下に示した2点の写真から分かるように、トータルスコアは65から90に上がり、磨けていない個所が減った。波形も1カ月前に比べ、変動幅が少なくなっているのが分かる。

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筆者が1カ月間使ってみた結果。左が開始時で右が1カ月後。歯磨きスキルが劇的に向上しているのが分かる

 歯を磨く時間も自然に延びた。歯磨きが上達しているのがスコアなどの数値で「見える化」されたことで、俄然モチベーションが上がったおかげだと思う。

 ただ、アプリ上の上達表示だけでは「本当に上達したのか? 歯科医の目で見ても『歯磨きが上達した』と判定できるレベルなのか」という疑問が浮かび上がる。そこで、筆者のかかりつけ歯科医院である「パールデンタルクリニック(東京・目黒)」に足を運び、磨き残しをチェックする「染め出し」を行ってみた。すると、以前は50%程度しか磨けていなかったが、今回は90%磨けていた。わずか1カ月で劇的に上達したことが分かる。

 パールデンタルクリニックの真部寛登院長は、「歯の磨き方の知識がない人が使ってもあまり意味がないと思うが、知識のある人が使えばより効果的だろう。ブラッシング指導をした人のモチベーション維持に利用するといいかもしれない」と話す。実際、院内用のタブレット端末にアプリをダウンロードし、患者に見せたところ、反応が良かったという。

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