1970年に開催された「日本万国博覧会(EXPO'70)」、通称「大阪万博」は、時代を拓く技術の祭典として、日本を熱狂の渦に巻き込んだ。そして今、2025年に再び大阪で万博を開催する取り組みが始まっている。47年前の万博でどんな最新技術が発表されたか、8年後の万博でどんな先端技術が紹介されるか、検証すれば「社会を変革する技術の急速な進歩にどう対峙すべきか」のヒントが見えてくる。今回はシリーズ第2回をお届けする。

シリーズ第1回はコチラ→「夢のような未来の技術

“鉄鋼館”で1970年にタイムスリップ

 新大阪駅で新幹線から地下鉄御堂筋線(北大阪急行線)に乗り替えて、千里中央駅まで。そこで大阪モノレールに乗り、2駅目の万博記念公園駅に到着した。なだらかなスロープを下りながら、ふと左を見ると、線路の向こうの丘に大阪万博の象徴「太陽の塔」が見えた。

万博記念公演駅の近くから見える太陽の塔
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 万国橋を渡り、記念公園に入ってしばらく歩くと、お目当ての「EXPO'70パビリオン」が現れた。この建物は、日本鉄鋼連盟が出展していた「鉄鋼館」を改修したもので、各パビリオンのガイドの女性の制服や、一度見たら忘れられない形のイス、各パビリオンのパンフレットといった懐かしい展示品など、約3000点もの資料や写真、映像が保存・公開されている。

かつての「鉄鋼館」を改修したEXPO'70パビリオン
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制服、イス、パンフレットなど、懐かしい展示品の数々
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Next70年万博当時をしのばせる「スペース・シアター」