ジェイアイエヌが販売する「JINS MEME(ジンズ ミーム)」は、スポーツから日々の生活、医療分野に至るまで、普通のメガネと同じようにかけるだけで実に様々なことが分かる画期的なメガネ型ウエアラブルデバイスとして注目を集めている。具体的にどんなことが分かるのかを詳しく探ってみた。

 前回は、「JINS MEME」がどのような経緯で生まれたかを説明した。メガネ屋ならではのこだわりをもって4年もの歳月をかけて生み出されたメガネ型デバイス――それがJINS MEMEである。その徹底したこだわりや技術的な仕組みについては前回で分かった。では、このJINS MEMEを使うと一体何が分かり、どんなメリットが得られるのか。そしてそれが人々の生活をどう変えていくというのか。今回はこれらについて探っていこう。

 JINS MEMEは、スマートフォン(以下、スマホ)のアプリケーションと連動させて使う。発売済みの2タイプのうち、ウエリントンタイプの「JINS MEME ES(イーエス)」は左右のノーズパッドとブリッジ(眉間の部分)に3点式眼電位センサーを、耳にかける部分に6軸センサー(加速度・ジャイロセンサー)を搭載している。

ウエリントンタイプの「JINS MEME ES(イーエス)」
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 3点式眼電位センサーで視点移動やまばたきなど目の動きを、6軸センサーで体の動きを検知し、取得したデータはブルートゥースでスマホに転送される仕組みだ。各データはJINS MEMEオリジナルのアプリで分析され、ユーザーの心や体がどんな状態にあるかが表示される。目の動きからはそのときの集中度や眠気、体の動きから体軸のブレなどが分かるという。

スポーツサングラスタイプの「JINS MEME MT(エムティー)」
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 アスリートに向くスポーツサングラスタイプの「JINS MEME MT(エムティー)」は、体軸など体の状態の測定に特化しており、6軸センサーのみを取り付けてある。

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