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元刑務所のホテルが目指す「5つ星」

菅原 由依子【2016.9.2】

 リオデジャネイロ五輪が閉幕し、いよいよ2020年開催地の東京にバトンが渡った。日本を訪れる外国人観光客数は近年急増し、日本政府観光局(JNTO)によれば7月は前年同月比19.7%増の229万7000人を迎えた。単月でみると過去最高だ。4年後の夏には、どれほど多くの外国人が日本を訪れているのだろう。

 急増する観光客に対応するため、既存の建物をホテルや旅館に改装する例が全国で増えている。オフィスビルや学校施設のほか、いまや刑務所さえホテルになる可能性がある。法務省は日本最古の刑務所といわれる「奈良少年刑務所」(1908年竣工)を2016年度末に廃止し、運営する民間事業者を公募する方針を出した。その際、事業例に挙げたのがホテルだった。

 日本ではまだ刑務所をホテルに活用した例はないが、世界では既にいくつかある。なかでも芸術家やデザイナーなどクリエイターの心をつかみ、ホテルとして大成功を収めたのがオランダ・アムステルダムの「ロイドホテル&カルチュラルエンバシー」だ。オランダの設計事務所MVRDVが改修を手掛け、04年11月に開業した。

オランダ・アムステルダムにある「ロイドホテル&カルチュラルエンバシー」の北側外観(写真:日経アーキテクチュア)
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 「建物を重い歴史から解放してほしい。人々が交流できる共有スペースを確保してほしい。そして、建物のタイルや装飾などは残しながら華美でなくシンプルなつくりとしてほしい。設計者に要求したのはそれだけだった」。そう語るのは、ロイドホテル共同創始者の1人、スザンヌ・オクセナー氏だ。

共同創始者の1人、スザンヌ・オクセナー氏。現代美術のキュレーターで、もともとホテルの専門家ではなかった(写真:日経アーキテクチュア)
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建物は6階建てで、写真は2階から1階のレストランを見下ろした様子。南の窓から日の光が入る(写真:日経アーキテクチュア)
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