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脱「迷駅」へ、名古屋駅前のインフラ改造始動

真鍋 政彦【2016.6.20】

 名古屋市は2027年のリニア中央新幹線の開業を見据え、名古屋駅前の地上・地下インフラの大改造に乗り出す。5月30日に、駅前広場や乗り換え空間のエリアデザイン作成、予備設計などを実施するプロポーザル業務の公募を開始する。

 プロポーザルに参加する企業には、01年度以降に元請けとして鉄道の駅舎や駅前広場などを設計した実績を求める。さらに、土木や建築、交通、都市、広場、景観といった複数の担当技術者を加えたチーム体制による業務実施を条件としている。JV(共同企業体)形式など複数の法人や団体で構成するチームも応募可能とする。

名古屋駅付近。写真右が北側。写真中央部を走る桜通りの北側に、リニア中央新幹線が東西方向に走る予定だ(写真:名古屋市)
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 名古屋駅は、JRの在来線や新幹線、私鉄、地下鉄が複雑に乗り入れており、各改札口が地上や地下に分散している。乗り換えで迷う利用者が多く、通称である「名駅(めいえき)」をもじって「迷駅」と皮肉られることもある。

 東京―名古屋間のリニア中央新幹線が開業すれば、今までよりも多くの人が集まりやすくなるとみられ、分かりやすく利用しやすい乗り換え空間の形成が大きな課題となる。

 そこで市は、リニアを含む公共交通機関の乗り換えの利便性向上や、駅前をより象徴的な空間にすることを目的に、駅の東西で2件の公募型プロポーザルを実施する。駅前広場や乗り換え空間のエリアデザイン(空間イメージ)の作成と、新たな出入り口や既存施設などの再配置を含む予備設計を行う。

分かりやすく使いやすい乗り換え空間を形成するうえでのポイント(資料:名古屋市)
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