• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

キーパーソン登場

記事一覧

「全国エリアマネジメントネットワーク」が7月に発足

設立準備委員会で委員長を務める保井美樹 法政大学現代福祉学部教授に聞く

聞き手:村島 正彦=ライター、黒田 隆明 構成:村島 正彦【2016.4.12】

「全国エリアマネジメントネットワーク」が2016年7月に発足予定だ(編集部追記:7月11日に発足した)。エリアマネジメントに関する情報共有、政策提案、普及啓発などを行う。設立準備委員会の委員長を務める保井氏に、設立の目的や、日本におけるエリアマネジメントの現状と課題などについて聞いた。

(写真:北山 宏一)
[画像のクリックで拡大表示]

――2016年7月の「全国エリアマネジメントネットワーク」設立に向け準備が進んでいます。全国組織をつくろうとした経緯を教えてください。

 きっかけは、2011年の東日本大震災でした。「防災や環境問題について地域の団体がその役割を担えるのではないか」ということで、大丸有地区(東京都中央区大手町・丸ノ内・有楽町)のまちづくり団体が事務局を担い、「環境まちづくりサロン」という勉強会を始めました(その後、「まちづくりサロン」に名称変更)。

 最初は、大都市の都心部の組織10団体程度の集まりでしたが、だんだんと地方都市の団体も参加するようになりました。

 そのころ、JR大阪駅北口の「グランフロント大阪」(13年4月開業)を含むうめきた先行開発区域で、海外のBID(Business Improvement District、ビジネス活性化地区)を参考にしながらエリアマネジメントをする制度を大阪市で整備しようという動きが出てきました。

 そのときに、このサロンが、エリアマネジメントに取り組む民間組織側からの意見を吸い上げる場としての役割を果たしました。これが14年4月の「大阪市エリアマネジメント活動促進条例」の制定につながっていきました(関連記事)。

 また、このサロンの成果を、参加者が執筆するかたちで、15年2月に『最新エリアマネジメント』(学芸出版)という書籍としてまとめ、出版しました。

 このような活動成果を受け、サロンの活動自体をより広げて組織化すべきではないかという機運が高まり、「全国エリアマネジメントネットワーク設立準備委員会」が立ち上がり、私が委員長を務めることになりました。

――「全国エリアマネジメントネットワーク」ではどのような活動を行うのですか。

 規約の整備、事業計画や予算を準備委員会で検討しているところです。初年度は、まずはウェブサイトをつくったり、全国でブロックごとに集まれるような仕組みをつくったりと基盤を整えていきます。

 並行して、シンポジウム開催の準備をしています。これまでも、地域のエリアマネジメント団体と共催というかたちで、15年9月には札幌で、11月には仙台でシンポジウムを行いました。今後は、16年4月にまず名古屋でシンポジウムを予定しています。全国のブロックごとに、その地域でエリアマネジメントの事業を行っている団体に呼びかけ、そこでの活動の機運を高めていければと考えています。

企画・運営
  • 日経BP総研


お知らせ

記事サーチ

都道府県別記事一覧

「新・公民連携最前線」の掲載記事を都道府県別にご覧いただけます。「地方創生」「CCRC」「コンセッション」など注目キーワードの記事一覧も用意しました。

pickup

ページトップへ