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CCRC / 日本版CCRC(生涯活躍のまち)

黒田 隆明

 CCRCとは、Continuing Care Retirement Communityの略。高齢者が健康時から介護・医療が必要となる時期まで、継続的なケアを受けることができるサービスを提供する施設のこと。主に米国で広まっている。

 政府のまち・ひと・しごと創生本部が組成した日本版CCRC構想有識者会議は、2015年12月に「『生涯活躍のまち』構想最終報告」をまとめた。同報告書の参考資料では、米国のCCRCについて以下のように説明している。

○米国では、高齢者が移り住み、健康時から介護・医療が必要となる時期まで継続的なケアや生活支援サービス等を受けながら生涯学習や社会活動等に参加するような共同体(CCRC:Continuing Care Retirement Community)が約2,000か所存在している。(推定居住者数:75万人)
○ 中でも、大学での生涯学習等を通じて、知的刺激や多世代交流を求める高齢者のニーズに対応する大学連携型CCRCが近年増加している(約70か所)。

 また、同報告書では、日本版CCRCについて「生涯活躍のまち」と名付け、以下の7つを「構想が目指す基本方向」として示している。

(1)東京圏をはじめ地域の高齢者の希望に応じた地方や「まちなか」などへの移住支援
(2)健康でアクティブな生活の実現
(3)地域社会(多世代)との協働
(4)「継続的なケア」の確保
(5)IT活用などによる効率的なサービス提供
(6)入居者の参画・情報公開等による透明性の高い事業運営
(7)構想の実現に向けた多様な支援

  国は、2016年4月20日に施行された改正地域再生法に基いて、「生涯活躍のまち形成事業」(第5条第4項第8号)が盛り込まれた地域再生計画を認定している。

この記事のURL http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/tk/15/433786/021100012/