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地元企業開発の超小型モビリティで公道実証、上里町

鴨沢 浅葱=Infostand【2015.12.3】

こむぎっちカー(写真:上里町)
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 埼玉県上里町は、小型の電気自動車を活用した「超小型モビリティ実証実験」を開始する。地元企業が開発した2人乗りの電気自動車を導入。高齢者の自立支援や低炭素のための新しい交通手段としての可能性、災害時の電力供給の効果などを検証する。期間は11月30日から2016年2月29日まで。

 超小型モビリティとは、自動車よりコンパクトで、地域の手軽な移動の足となる1~2人乗り程度の車両。省エネ、新たな交通手段や新規市場につながり、地域活性化などが期待できるとして、国土交通省が推進している。公道走行をより簡便な手続きで可能とする認定制度を2013年に創設した。

 上里町は、バスや電車などの公共交通機関が少なく、少子高齢化が進むなか、新しい交通支援策を模索している。超小型モビリティ推進にあたって、町のほか、国と県の出先機関、太陽光パネルメーカーであるプラン(埼玉県上里町)などで構成する「上里町超小型モビリティ利活用推進協議会」(会長・関根孝道町長)を今年3月に発足。10月16日付で国交省の公道走行の認定を受けた。

 導入する車両は、プランのグループ会社HTM-Japan(埼玉県上里町)が日本工業大学大学院の横田悦二郎教授らの協力を得て開発した「こむぎっちカー」。外観はイタリアのデザイナーによるオリジナルデザイン。全長2230×全幅1520×全高1660mmのコンパクトな車体で、通常の車1台分の駐車スペースに3台駐車できる。製造は中国の企業が担当する。

 家庭用コンセントから8時間充電して約60kmの走行が可能。太陽光発電からの充電にも対応する。災害時には、車両を複数台連結して避難所などに安定した電力を供給できるという。

 実証実験では、モニター車両を6台用意し、一般家庭に2週間以上レンタルする。日常生活で実際に利用してもらい、仕様上の改善点や交通インフラ上の問題点、有効性などについて検証する。当初は12世帯で実施し、追加募集も検討。上限は36世帯としている。車両を連結しての避難所への電力供給についても検証する。

企画・運営
  • 日経BP総研


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