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国内最古の奈良少年刑務所をコンセッションで民間転用、法務省が保存方針

黒田 隆明【2016.8.1】

 国内現存最古の刑務所、奈良少年刑務所(奈良市)について、法務省は2016年度末で閉鎖、ホテルや博物館などとして運営する民間事業者を公募する方針を明らかにした。民間運営による事業収益により耐震改修や維持管理費をねん出し、歴史的建造物の保存を図る。同省では事業例としてホテルなどを挙げているが「ホテルとして活用してほしいという意味ではない。民間からの活用提案に期待したい」(法務省矯正局)という。

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赤レンガを使って建てられた奈良少年刑務所の表門外観(左)と庁舎外観(右)(写真:法務省)

 奈良少年刑務所は、1908年(明治41年)に竣工したれんが造2階建ての建築物。敷地面積は約10万6000m2。延べ面積は庁舎2800m2、収容棟1400m2×5棟。設計者は山下啓次郎氏(当時の司法省営繕課長)。日本建築学会や地元団体から明治の赤レンガ建築物の保存要望が出ている。

 法務省では今年1月、保存・活用法を探るための調査を民間コンサルティング会社に委託。土地、建物を国が所有したまま運営権を民間に売却するコンセッション方式のPFIで事業が成立するのではないかという調査結果を受け、今年度内に事業者公募を実施予定だ。法務省によると、調査の過程で事業に関心を示す民間企業もあったという。

奈良少年刑務所が文化庁より重要文化財に指定された場合の事業モデル。PFI事業者が重要文化財の管理団体としての指定を受けるという想定。重要文化財に指定されれば、国庫補助も受けることができる(資料:法務省)
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