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金沢駅前にハイアットセントリック、オリックス案を市が選定

山田 雅子=ライター【2016.7.26】

金沢市のインターナショナルブランドホテル事業用地の位置(資料:金沢市)
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オリックスグループが提案した外観パース(資料:金沢市)
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オリックスグループの配置図(資料:金沢市)
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 金沢市は7月8日、JR金沢駅前の市有地で実施する「インターナショナルブランドホテル事業」の公募型プロポーザルで、オリックスを代表とする企業グループを優先交渉権者に選んだと発表した。同グループが提携するホテルブランドは「ハイアットセントリック」。2020年春の開業を目指す。ハイアットセントリックは2018年に東京・銀座で開業するのに続き、金沢が日本で2番目の進出例となる。

 同市では、北陸新幹線の開業による首都圏からの来訪者や、2020年の東京五輪開催に向けたインバウンド需要の増加への対応が課題となっていた。そこで、都市のステータスを高め、新たなランドマークとなり得る拠点として、外国人富裕層の来訪も期待できる国際ブランドのホテルを誘致することにした。建設地は、金沢駅金沢港口から徒歩2分、同駅西広場と道路を挟んで隣接する場所にある7423.74m2の土地だ。現在は、暫定駐車場として利用されている。

 市は2016年4月に募集要項を公表した。事業者は用地を市から取得した上で施設を整備し、事業を行う。用地の譲渡価格は1m2当たり30万5000円とされており、総額は22億円余りになる計算だ。ここにホテルに加え、にぎわいを創出する民設民営の施設を設置するなど、敷地を一体的に有効活用する提案を求めていた。

 事業に課された条件は、ホテルは国際的に高い評価を有するブランドであり、客室面積は全室30m2以上。建築物は金沢の玄関口にふさわしい品格と風格を備えた景観であること。また、開業後20年以上はホテルを含めた収益事業を継続することも条件として盛り込まれた。

 ホテルを含む不動産開発事業の実績を有する事業者に限定して公募したところ、オリックスグループをはじめ計5者の応募があった

 選ばれた同グループの提案内容は、ホテルに加えて、収益施設としてサービスアパートメントを整備するというものだ。サービスアパートメントは、世界各地で同種の事業を展開するオークウッドが運営する。

 敷地内に、低層部がつながっているホテル棟とレジデンス棟のツインタワーを配置し、低層部は1階が商業施設、2階がウエディング施設、3階が「金沢みらいの丘」と名付けた緑の豊富なオープンスペースとする計画だ。

 ホテルは250室、サービスアパートメントは109室。短期、中長期のインバウンド需要に対応する。加えて、施設の中心部には「The CORNER」と名付けた情報発信機能などを持つ旅の拠点施設を設けるほか、地域と共同でイベントを開催するなど、金沢の価値を高めるプログラムも打ち出していく。金沢の品格、世界に誇る品質をテーマにしたまちづくりで、にぎわいを創出する。

 市は、ハイアットセントリックとオークウッドのブランド力と、日本国内における希少性のほか、「The CORNER」や「金沢みらいの丘」といった金沢の特徴を生かした交流施設の設置や体験プログラムを評価。また、金沢の地形的特徴である丘陵をモチーフとした空間や、金沢の新たなランドマークとなり得るツインタワーといった建築面の提案、オリックスのホテル開発実績なども評価した。

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