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ワークスタイル変革の勘所

男性社員も在宅勤務で育児参加

三菱ふそうトラック・バス

 三菱ふそうトラック・バスで、世界各国の販売会社やディーラー向けに車の故障診断ソフトを開発している渡辺淑雅氏はかつて、休日以外、育ちざかりの3人の子育てにかかわることができなかった。「心身の両面で妻の負担を減らしたい。平日に子供たちとコミュニケーションを多く取りたい」と思っていた。

 今の渡辺氏は、その望みをかなえている。三菱ふそうが2014年1月から間接部門の社員を対象に始めた在宅勤務制度を活用。自宅のパソコンで仕事を進める日を作っているからだ。

●三菱ふそうトラック・バスの渡辺淑雅氏は在宅勤務で3人の子育てと両立

 オフィスに出社すれば3時間以上かかる通勤時間も省ける。「自宅にいるので勤務が終わるとすぐ育児にかかれる。夕食前に子供と外へ遊びに行ったり、お風呂に一緒に入ったりして、家族と過ごす時間が増えた」と渡辺氏はメリットを語る。

 三菱ふそうの在宅勤務制度は、2011年に発表した中期経営目標「FUSO 2015」がきっかけだった。その目標の1つに「業界で最も働きがいがあり、誇りが持てる会社」になることを定めた。

 その実現のため、同社は様々な施策を講じてきた。コアタイムなしのフレックスタイム制度の導入、社員の子供が中学校に入学する前までに育児勤務期間を延長、介護休業は2年まで延長可能─。在宅勤務制度もそれらの施策とともに設けたものだ。現場にいることが必須な営業担当者や工場勤務の社員を除く、社員7000人を対象にしている。

 三菱ふそうは在宅勤務制度作りのため、プロジェクトチームを立ち上げた。人事・総務本部人事企画部人事企画の水田久美子主任やマグダレーナ・ポスト氏、ITプロセス本部ITインフラ部のグラハム恵子氏らがチームを組んだ。

 「在宅勤務となれば、社員が社外からパソコンなどで社内ネットワークにアクセスすることになり、セキュリティー面の課題解決は必須。IT部門と協力しながら進めていった」と水田主任は説明する。

●在宅勤務制度は人事部門とIT部門が連携して立ち上げた
「在宅勤務の環境整備には情報セキュリティ対策が必須」。人事部門の水田久美子主任(写真中)とマグダレーナ・ポスト氏(右)は、IT部門のグラハム恵子氏(左)らとプロジェクトを組んで制度設立を進めた

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