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「輝くテレワーク賞」にシスコシステムズなど(4/4)

「自宅でのコーヒー代は?電気代は?」そこまで議論

 父親の介護と育児のダブルケアを行っている横澤氏は「前の会社では数時間かけて仕事に行かなければならず、深夜に帰って介護してまた会社に戻ってという生活で、自分の精神もどんどん削られていく状態でした。男手がないと倒れたときに父の体を支えられないのですが、テレワークによって、父の調子が悪いときは家で見守りながら仕事をすることができます。車の移動が非常に多い建設業でテレワークを導入することによって、事故の不安の解消やガソリン代の削減といった副次的な効果を生みだすことも可能です。ちなみにわが社は無事故無違反がずっと続いており、自動車保険の割引率は70%になっています」と自身の経験を話した。

 テレワーク導入の課題とその対処法について、横澤氏は「中小企業で一番問題なのはスケールメリットが生かせないこと。また、人数が少ないので膝を突き合わせて説明することができる一方、『会社にいればコーヒーは好きに飲めるようになっているが、自宅ではどうなるのか』『電気代は?』『トイレは?』と個人的な意見も出てくる。それをシャットアウトすると、制度はできても形骸化すると思ったので、そういうところまで全部議論して本気で対応しました」と語った。

 これに対して、「もちろん会社は全力を挙げて環境を整備しなければいけないと思いますが、実は働く側も“大人”度を上げることが大事では」と小柳津氏。鎌田氏は「テレワークは特別な人のための特別な制度ではなく、本当に業務効率を上げるために必要なことだと、みなさん本気で信じることが重要。特に(地震などが多い)日本はテレワークが必要な国であると確信しています」とメッセージを送った。

栗田洋子(エフスタイル)

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