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インタビュー

スポットで使える“ビジネス知恵袋”

ビザスク 端羽英子代表取締役社長

新規事業のマーケットリサーチ、本社移転プロジェクト、新システムの導入――。企業が新しいことにチャレンジするとき、まずはその分野に詳しい専門家の意見を求めたい。いきなり高額なコンサルタントに依頼するのではなく、基本的な情報を手軽に入手するところから始められないか。そうしたニーズを持つ企業に対して、ビザスクは現役のビジネスパーソンをウェブサイトを使ってマッチングする。相談する時間は1時間から。意思決定に必要な知見を手軽に得られるとあって、利用者も増加している。

――御社のサービスをわかりやすく説明していただけますか。

端羽:よく「企業の意思決定に使える“知恵袋”」と説明しています。ビジネスの相談ごとを抱えている人に対して、知見を持っている人をマッチングします。まずは弊社のサイトで相談するアドバイザーを決めた後で、それぞれ電話や対面でお話しいただくことになります。インターネットの匿名の掲示板などと違って、名前や属性が明らかになっている人にクローズドな状態で相談できます。相談できる相手はたくさんいて、そのなかから自分に適した知見を持っている人を選べるようになっています。ただし、相談内容はビジネスに関する案件だけで、人生相談や占いみたいなものは受け付けていません。

登録アドバイザーは5000人

──現在、登録アドバイザーはどれくらいおられるのですか。

端羽:約5000人です。相談時間が1時間からと短いこともあって、アドバイザーは仕事している現役の方がほとんどです。忙しい方も、「1時間くらいなら」と協力していただいています。勤務先企業の規則で謝礼が受け取れない方には、いくつかの団体に謝礼を寄付する制度も設けています。

──アドバイザーはすぐに集まったのですか。

端羽:2013年10月にサービスを正式に開始した当初は、アドバイザーを集めるのに苦労しました。社員の副業をタブー視する企業が多かったですし、会社の秘密がばれるかもしれないとも言われました。ただ、昨年の後半から潮目が変わってきましたね。複数の仕事を持つ「パラレルワーク」が注目され始め、当社のサービスもメディアなどで取り上げられるようになりました。アドバイザーが所属する企業も、情報収集につながったり、社員が元気になったりするなら協力してもいいと反応が変わってきましたね。

――端羽社長もアドバイザーに登録されているそうですね。相談は受けましたか。

端羽:はい。当社はベンチャーキャピタルから出資を受けた経験があるので、資金調達の仕方について相談を受けました。勤務時間以外でアドバイスして、謝礼もしっかりいただきました(笑)。

――誰をマッチングするかは相談者が決めるのですか。

端羽:これには二つのパターンがあります。一つは相談者がウェブ上でアドバイザーを自由に探すやり方です。「こんなアドバイザーを募集します」と投稿すると、アドバイスできそうな人が応募してきます。あるいは自分が相談したい分野のアドバイザーを、自分で検索することもできます。

 もう一つは当社が間に入ってマッチングするやり方です。先方の要望をこちらでよく聞いたうえで、適任者を見つけてこちらから紹介します。

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