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モリリン守山の「オフィス新発見!」

「本気」の豪華社食で求心力を高める、日本ビジネスシステムズ

 「Lucy’s CAFE & DINING」。日本ビジネスシステムズ(東京都港区。以下、JBS)の本社内にあるカフェテリアは、社員食堂と呼ぶのがはばかられるほどサービスも内装も本格的だ。

カフェテリア「Lucy’s CAFE & DINING」の室内。Lucy’sは、かつてある社員が週に2、3日連れてきたレトリバーの「社員犬」の名前からとった(写真:守山 久子)

 JBSは2014年8月、虎ノ門ヒルズ森タワー(東京都港区)の16階・17階に移転した。カフェテリアは17階の一画を占める。

 朝やランチはセルフ方式だが、夜6時から10時までの営業時間にはテーブルまで注文を取りにくる。運営委託する会社がこのカフェテリアのために新規採用した和食店出身の料理長やパティシエ、ソムリエなどが腕を振るい、上下黒い制服姿のフロアスタッフがサービスする。メニューも豊富だ。前菜や国産牛ロースステーキといった定番メニューのほか、2015年9月の「今月のお献立」には、ほやとこのわたの塩辛、サンマの刺身、マツタケ・鱧(はも)の天ぷらなど魅力的なメニューが綴られていた。

出発点は「居酒屋が欲しい」

 カフェテリアの内装は、執務空間まわりとは別に、レストランデザインを多く手がけるホログラム(東京都港区)に依頼した。

 200坪(約660m2)ほどの広さを備えた店内には、大きさの異なるテーブル席や窓際のソファ席、バーカウンターなど多様なコーナーに220席が並ぶ。大空間を仕切るパーティションは黒枠に型ガラスをはめ込んだもの。酒のボトルがずらりとそろう奥のバーカウンターには丸い座のハイチェアが置かれ、寄せ木の床と電球タイプの吊り照明がシックな雰囲気を醸し出す。ソファ席に置いたクッションをはじめ、細部の小物類にまでこだわりを感じさせる。夕刻にもなると、窓の外に広がる都会の夕景を楽しめる。

 カフェテリアは、朝8時から夜の10時まで利用できる。社内用の無線LANとゲスト用の無線LANを備えているため、取材時もあちらこちらの席で社員が関係会社の担当者との打ち合わせや個人作業にいそしむ姿が見られた。

カフェテリア。朝8時から夜10時まで席を自由に利用でき、その間に朝、昼、夜の3回、軽食・食事や飲み物を提供する営業時間がある(写真:守山 久子)
入り口にあるカフェスタンド。こちらは、カフェテリアのオープン時間を通して利用できる(写真:守山 久子)
カフェテリアの一画。れんがをあしらった壁面、本や置き物を並べたディスプレー棚など本格的な店舗空間になっている(写真:守山 久子)
ガラスのパーティション。パーティーなどの利用時には店内を仕切れる(写真:守山 久子)
木目の落ち着いたカウンターを配したバーコーナー。和洋の酒のボトルがずらりと並ぶ(写真:守山 久子)
窓側のソファコーナー。テーブル上の模様やクッションなどの小物にまで気を配っている(写真:守山 久子)
カフェテリアには、大テーブルの個室も用意(写真:守山 久子)

 本格的なカフェテリアは、「社内に居酒屋が欲しかった」という牧田幸弘社長の強い意向で実現した。それまで入居していたオフィスビルに飲食用の設備を付加するのは難しく、新築ビルにつくるほうが効率的だ。社員数の増加もあり、移転に踏み切った。1フロア3300m2(1000坪)程度の面積を確保できる新築ビルを探す過程で、工事中の虎ノ門ヒルズ森タワーを紹介された。

虎ノ門ヒルズの夕景。地下5階・地上52階の高層ビルは、オフィスのほか商業施設、会議場、住宅、ホテルなどで構成される(写真:守山 久子)

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エンジニアが本社に戻りやすい環境をつくる...

守山 久子=フリーライター [ケンプラッツ]

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