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お金見直し応援隊:住宅ローンの繰上返済をしてもいい人、ダメな人 ~子育て世代の資金繰りを考える~(1/4ページ)

2015.09.11

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お金は「ある」のに、「ない」家庭

 大学進学の費用が不足している家庭に対し、アドバイスに困るケースがある。「お金はあるのに、ない」と言ってくるケースなのだが、どういう話かお分かりになるだろうか。

 「収入はそれなりにあるのに、預貯金がない」という話である。そう伝えたいところを、収入も預貯金も一緒くたに「お金」と表現するから、ややこしくなる。

 しかし、たいていの人は、私がちょっと首をかしげると「分からないのだな」と理解して、収入と預貯金の関係を説明し直してくれる。この問題の本質は当然、日本語にあるのではない。

 進学費用が不足する場合に考えられる手段は、主に二つある。

 1.学生自身が受給する「借りるタイプの奨学金」
 2.保護者が借りる「教育ローン」
である。

 奨学金の代表格である「日本学生支援機構」と教育ローンの「日本政策金融公庫」は、借り手側の条件のひとつとして、「手続き時点の前年の収入」に上限を設けている。奨学金の場合は、申込者である学生と同一生計の「父母」の収入。教育ローンの場合は、大学に合格した子を持ち、ローンの借り主になる保護者とその配偶者の収入である。

 つまり、世帯収入が多いと、進学に必要なお金を借りることができない仕組みになっている。収入が多いのだから、自分たちで進学資金を貯められたはずだよね、ということなのだろう。

 ところが、前述の通り、一定水準以上の収入があるにもかかわらず、貯蓄のない家庭は存在する。

 今回は、この「収入はあるのに貯蓄のない家庭」のうち、“放漫経営”による貯蓄なし家庭ではなく、堅実であったがゆえに貯蓄のない家庭について取り上げてみる。

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