『崖っぷちで差がつく上司のイクボス式チーム戦略』

『崖っぷちで差がつく上司のイクボス式チーム戦略』(日経DUAL、日経BP社発行)
育児や介護で制約を抱える部下は激増。制約を抱えた「欠員チーム」は、もはや珍しくない時代。残業できない部下たちを何人も抱えながら、組織の目標を達成しなければならない。難しい命題が、これからのリーダーには突きつけられます。この命題を解く上で避けては通れないのが、徹底的な業務の効率化。長時間労働に頼った業務の設計を見直して、社内会議や打ち合わせを減らす、ペーパーレス化、時間と場所に縛られないワークスタイルの導入など、ムダを省くための抜本的な工夫が求められます。

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 最近、「イクボス」という言葉をよく聞くようになった。部下の育児休業取得を促すなど、仕事と育児を両立しやすい環境の整備に努めるリーダーを「イクボス」と呼ぶそうだ。

 少子高齢化が進み、ますます働き手が足りなくなることが予想される中、育児や介護と仕事を両立することは珍しいことではなくなるだろう。

 本書には、「イクボス」のAtoZがぎゅっと詰まっており、「イクボス」の必要性から実践するためのノウハウ、さらにはすでに「イクボス」社員がいる企業の実例などが掲載されている。

 昨今、社員へのマタハラやモラハラで訴えられる上司が多い中、本書には「イクボス」のOKワードとNGワードも掲載されている。上司の何気ない一言が、妊娠・出産をしてナーバスになっている女性社員の心を一瞬にして傷つけることもある。ぜひ本書に目を通して円滑なコミュニケーションを図ってほしい。