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曲がり角を迎えた日本の製造業展望(2/5ページ)

2016.12.05

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「部品製造業」と「ものづくり業」

 電機業界に象徴されるように、日本の製造業は曲がり角を迎えている。韓国や中国といった後発国からの追い上げがある一方で、技術革新のスピードが増していることも、大きな課題となっている。

 そうした技術革新の1つが、IoT(Internet of Things)だ。メディアスケッチ代表取締役兼コーデセブンCTOの伊本貴士氏は、日経テクノロジーオンラインの記事「あらゆる企業で『ものづくり』社員が必要になる時代」において、IoT時代の「ものづくり」について言及している。
  あらゆる企業で「ものづくり」社員が必要になる時代

 昨今は、「もの」を作ることに対して、役割が明確に分散する傾向が見られる。そこで、生産ラインを使って大量に部品を作る企業を「部品製造業」、最終製品を作り出すファブレス企業を「ものづくり業」と分けて考える必要があると伊本氏は述べる。

 その上で伊本氏は、「ものづくり業」を「新しい最終製品を設計・販売する事業」と定義する。そうすると、全ての業種の企業が「ものづくり業」に当てはまる。たとえば介護事業者が介護対象の人を見守る「見守りデバイス」を開発するケースは、決してめずらしくない。すなわち、IoT時代には全ての企業においてものづくり業を行う社員(少なくともプロジェクトの企画・推進ができるコーディネータ人材)を育てる必要がある、というわけだ。

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